ロンドン10 -カポエイラ三昧な一週間-

※この日記は、mixiにて2005年10月21日に公開されたものを再掲載しています。

21 OCT 2005 (Fri) 16/12C

実は、先週の日曜日から毎日どっかのチームに顔出してます。
むっは~!毎日カポエイラ三昧なんて、超充実した毎日!!

昨日(木曜)なんか、一つのチームの練習が終わった後、すぐ近くの別のチームの練習に参加してかなりこゆい一日だった。

と言うのも、昨日最初はミクシイで知り合ったSolさんに教えてもらったチームの練習に行こうと、住所を頼りに目的地近辺へ。

しかし、どうにも見つからず途方にくれていると、目の前を若い男性が通り過ぎる。
通り過ぎた瞬間、口ずさんでいる歌が聞こえる。
「エ~、カ~ポエ~ラ、エ~カポエ~ラ~♪」

(おいおい、いくらなんでもそんな出来すぎな設定では、読者も呆れるぞ! しかも、そんなベタな歌で。ヤレヤレ)と、思いつつも思い切って声を掛ける。

ハト「あなたはカポエリシタですか?」
男「わたしはカポエリシタです」

至極当たり前な答えが返って来たが、この辺りでカポエイラをやってるはずなのだが知らないかと、場所を聞いてみる。
男「ちょっと先で自分が教えてるよ。」
ハト「いや、このすぐ近くなはずです。」
男「あー、それならMestre Pastelのとこだろう。ほら、すぐそこ。」
と、ほんの三歩ほど離れたドアを指差す。
なんだ、目の前だったんじゃん。

男に礼を言って別れMestreを尋ねるが、まだ30分以上も前でMestre来てないから時間つぶして来いと受付に突っ返されたので、そうだ、さっきの男に一応そのチームの情報を貰おう!と、思い立ち、走って追いかける。

ハト「何度もすいません。あなたのチームの情報下さい!(ハアハアゼイゼイ)」
男「おー、すぐそこだ。いいから来い!」

うーん、30分しかないんだけどなあ、、、と思いつつ、結局男の教えている場所まで着いて行くと、知らない間にそっちのチームの練習に参加することになっている。
しかし、行き当たりばったり主義なわたしは軽く予定を変更、そそくさと練習着に着替え始める。

練習自体は、雰囲気の良いチームで非常に盛り上がった。
普段、自分のチームでもめったに歌わないのに、いきなり指名され歌わされたのにはビックリしたが、かなり居心地のいいチームだった。

とりあえず終わって時計を見ると、まだ本来行く予定だったチームがやってる時間だったので、練習着の上からジーンズ履いて上着を羽織り、急いでさっきの場所まで戻ると、そのチームはジョゴ(ゲーム)の真っ最中だった。

目立ちたがり屋じゃないので、途中から飛び入りするのは遠慮して遠くで見てると、ホーダ(輪)に加われと言われその通りにする。

しばらく、一緒に手を叩いて歌っていると、お前もジョゴしろと言われ(よしきたー!)、そそくさと羽織っている物を脱ぎ捨てホーダに入る。

今までのチームの中で、平均レベルは一番高いかったので結構楽しめた。女の人もレベルが高くて、今まではどこのチームでも、「おー、2年“も”やってるんだー!」って言われてたのに、ここでは、「2年“しか”やってないんだー!」って言われたのが印象的だった。

どんな道でもそうだけど、2年なんてまだまだ駆け出しだよね^^

とにかく、カポエイラで繋がる輪はすごいと思う。
今まで袖が摺れ合っただけで、縁なんかあるわけないじゃんと思っていたのが、街中で歌一つで接点が出来たりなんて、かなりそれに近い気がする。

あと、前からカポエイラの特徴として思ってたんだけど、うまく言葉に出来なかったのが、英語だったけどロンドンで出会えた。

「人に与えた元気は、さらに自分を元気にさせる」(←訳がイマイチ?原文は忘れた)

カポエラの特徴の一つとして、ホーダ(輪)の中では、全ての蹴りもアクロバットも歌も楽器も、盛り上げるためにあるんだと思う。
で、ホーダが盛り上がると、自分も普段以上の信じられない力が出せてどんどん盛り上がる。

肉体を鍛え技を磨いたり精神鍛錬をしたりもいいけど、盛り上げ盛り上がるためのスポーツなんて、他ではあまり無いカポエイラ独特の魅力なんじゃないかなあ。

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ハト|カポエイラ講師

ハト カポエラ講師

■カポエイラのインストラクター ■ブラジルとイギリスで修行留学 ■女優/モデル/芸能人/役者さん等指導 ■一般人向け指導数述べ15,000人以上 ■渋谷とオンラインでクラス開催中