アペリード貰ったど〜♪

メストレが来日した際のエピソードがまだまだ続きますがご容赦下さい。

今回は、アペリード(ニックネーム)の話

 

 

カポエイラだけでなく、ブラジル文化の中ではごく一般的にアペリードによる呼び方が使われているようで、仲の良い友達でも本名を知らないなんてことは普通にあるようです。

 

一説によると、ブラジルでカポエイラが違法だった時代、支配者層が記録している本名と通称として使われているアペリードとの名前の違いは、何か問題が起きた際、犯人を簡単に見つけられなくするための黒人達の知恵だったとも…

そんなこんなで、日本人でもカポエイラをやる人は、カポエイラネームとしてアペリードを持っている事が多いようであります。

 

 

このような背景もあり、他のカポエイラ団体では、バチザードの時にわざわざアペリードを貰う機会があったりしますが、コルダォン・ジ・オウロにはそのような習慣は無く、カポエイラ東京のメンバーでアペリードを持っていない人は、それを若干うらやましく思っていたようです。

先日のワークショップ後、最終日の打ち上げの際、

酒の席で調子に乗った我がカポエイラ東京のメンバー数人が次々と、メストレにアペリードをおねだりしていました。

 

ほろ酔い加減のメストレ達は気分を良くしていたのでしょう、こころよくアペリードを与えていました☆

全てがこの酒の席でつけられたものばかりではありませんが、その紹介をしたいと思います。

 

Mágico (マジカルな、マジカル)
Estilo (スタイル、芸風?)
Perna-longa (あしなが)
Cipó Sereno (姓Sereno 名Cipó、スパイダーマンのクモの糸、落ち着き?)
Cantador (歌い手)
Aya (あやちゃん)
Kamisama (カミサマ)

ちなみに、メストレは自分自身に日本人のアペリードを付けていました(笑)

 

 

とにかく、念願のアペリードをもらえたことはみんな満足そうでした♪

そして!
これが定着するかどうかは、自分次第!&ハトがこれからどう呼ぶか次第!

楽しみです☆

 

 

 

余談ですが、後日、アペリードを付けられた1人に確認してみると、その名前を覚えていない輩がいることが判明!!

せっかくメストレに付けて貰った名前を忘れるなんて、、、

ブラジル人も驚きの失礼さです(笑)

20121024-123539.jpg

  • この記事を書いた人
  • 最新記事
ハト|カポエイラ講師

ハト カポエラ講師

■カポエイラのインストラクター ■ブラジルとイギリスで修行留学 ■女優/モデル/芸能人/役者さん等指導 ■一般人向け指導数述べ15,000人以上 ■渋谷とオンラインでクラス開催中