アシェは全てが繫がって膨らむんだな(みつを風)

みつをと言うより、裸の大将っぽい気もしますが…

はい、水曜日は自由が丘での練習でした。

なんだか最後は、床を傷付けないようにと、施設の人に怒られてしまいましたね。

濡れ衣な気もしますが。。。

カポエイラは、いつの時代もどこに行っても迫害と抵抗の繰り返しです(笑)

さて、ホーダでのアシェです。

アシェは、盛り上がりでもあります。

どんどん、じわじわと高まってくるものです。

例えるなら、一つの大きな風船をみんな交代で息を吹き込んで、段々と膨らませるようなものです。

みんなと言っても、ホーダの中の人だけでなく、プラス、ホーダの周りの人と、バテリアの人、その場に居る全員の共同作業です。

その高まりを大切にしましょう。

途中で休んだり、手を離すような事をすると急速にしぼんでしまいます。
たまに、空気をいれるフリして、吸ってる人も居ますが…

具体的に言うと、楽器を変わる時に二つが同時に変わってしまったり、ジョゴの入れ替わりで、次の人との交代がもたついてしまったり、誰もジョゴしてないくて間が空いてしまったりです。

アシェを高めるためには、次の人からまた次の人へとジョゴを切らずにどんどん繋いで、歌や楽器も切れたり間が空かないよう、継続して息を吹き込んでください。

そして、その高まったアシェを逃がさないためには、しっかりと手で押さえる様に、ホーダの形を維持してなければなりません。
形が乱れていたり、穴が空いていると、そこからプシューってなりますからね。

アシェの高まりには、そういった途中で断ち切る事の出来ない流れがあるんです。

体の流れ、重心移動の流れ、相手との流れ、技の流れ等と同じ様に、アシェの流れ、ホーダの流れ、楽器やメロディー、テンポの流れ、そういった目に見えるもの、見えないもの、一連の流れが全てスムーズに行ったときに、最高のホーダが出来上がるんですね。

まだ、自分の技の流れしか見えていない人が多いんじゃないでしょうか?

つまり、その場に居る人全ては繋がっているし、最初から最後までの全部の時間も繋がっているのです。

安易に断ち切らないようにしましょう。

ところで、
そんな共同作業と言っても、特に男子はもっと頑張って欲しいですね。

ホーダの形を維持するのに、時には中の人から蹴りが飛んでくる場合もあります。

隣の女子がそれに必死で耐えなくて良いように、男子こそもっと体を張って欲しいです。

フリーキックの壁を女子にやらせてどうするんでしょうか?

あなたが率先して前に出なくて、誰が日本のゴールを守るんですかー!?

すいません、興奮してしまいました。

いよいよ、今夜です。

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ハト|カポエイラ講師

ハト カポエラ講師

■カポエイラのインストラクター ■ブラジルとイギリスで修行留学 ■女優/モデル/芸能人/役者さん等指導 ■一般人向け指導数述べ15,000人以上 ■渋谷とオンラインでクラス開催中