カポエイラアクロバットのコツを教えてもらいました

さて、先日のメストレ来日イベントの内

一日をアクロバットのワークショップに充てましたが

とても良かったので、今回はそのレポートです。

 

 

まず、ハトはカポエイラでアクロバットのクラスを受けたことがありません。

ブラジルに行った時も公園に連れて行かれ

「さあ、やれ!」

と、いった感じで、一から丁寧に指導してくれるなんて機会には

出会ったことがありません。

 

 

そして今回のワークショップのアクロバットクラス担当は

コントラメストレ・パパレグアスだったわけですが

パパも同じ事を言っていました。

「アクロバットなんてストリートで自分で練習するものだ。

教えてもらうのを待っているのではなく、自ら学ぶべし」

 

ぐぅ、やっぱりね〜。

 

 

とはいえ、区の体操教室の部屋を借りて

助走マットや高跳び用のフカフカマットまで用意して

お膳立ては完ぺきだったので

パパは、色々とポイントを教えてくれました。

 

・体操のアクロバットとカポエイラのアクロバットは全然違う

・助走マット+フカフカマットでいくら練習したところで、ほぼ助走無しでやるカポエイラのアクロバットに役立つ部分は多くない

・アウーセンマオン(側宙)は、他のいくつかの飛び技への応用がきく、アクロバット技の超基本

・ここでいうアウーセンマォンは、頭を低く下げずにできる限り高い位置で膝を抱えて回るやつ。それにより高さが出る。

・基本は、1飛んで、2畳んで、3開いて着地

・アクロバットなんて、身体能力的にはほとんどの人が成功できる。ただ、体の使い方を知らなかったり、メンタル的な面からうまくいかないだけ。

・ストリートでは色んな事が学べる。例えば↓

・棒が立っていたら片手でそれを掴んでベイジャ・フロー(バチドゥ)の練習。

・ベンチがあったらそこに両手をついてヘリコプテロの練習。

・また、エスドブラドの練習には壁を使うと良い。
壁に並行にネガチーバっぽい態勢(壁が自分の右側に有るとすると右手をついて右足を伸ばした状態)からスタート。ジャンプして右足を壁につき、そのタイミングで左足は右足を追い越して着地。

などなど。。。

 

また、彼の得意技の一つでもあるピォンジマォン(片手倒立スピン)のコツについては

肩幅に立った足の位置へ手をつき、またその手の位置へ足をつく練習から始まり

次は、両手をついた時点で、足を折り畳んでバランスを取って止まる練習までを教えてもらいました。

もちろん、最終的には重心が頭の真上の手にくるようにしたり、

頭や顔をどの向きにどこへつけるのか、という細かいノウハウは必要らしいですが

まずは、バナネーラでのバランスが重要なようでした。

 

 

いやー、勉強になった!!!

 

結局、フカフカマットは使わず、

最後には助走マットさえ片付けてしまい

固い床の上でのアクロバットクラスでしたので

つまりは、いつでもどこでもアクロ練習はできるって事ですので

これからはもっとアクロバット練習頑張りたいと思います!!

20131004-181012.jpg

  • この記事を書いた人
  • 最新記事
ハト|カポエイラ講師

ハト カポエラ講師

■カポエイラのインストラクター ■ブラジルとイギリスで修行留学 ■女優/モデル/芸能人/役者さん等指導 ■一般人向け指導数述べ15,000人以上 ■渋谷とオンラインでクラス開催中