土曜のカポエイラ五反田練習。
この曜日も、参加者のうち1/3位を占めるほど初心者が増えてきました。
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カポエイラ東京では、土曜日はなるべくフルでバテリアを組み、ホーダの時間に力を入れています。
初心者のうちは気づきにくいのですが、ホーダには色々と暗黙のルールがあるので、それを学ぶ良い場でもあるのです。
しかし、その暗黙のルールは暗黙なだけに、わざわざ教えてくれる機会は意外と少ないものです。
ということは、先生や先輩達の立ち回りをよく観察して、自ら身につけていかないといけないわけですね。
そのようなわけで先輩たちは、後輩から注目されているという事を意識して、手本となるべくさらに率先して積極的に動くようになってくれると良いですね。
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で、今日の本題、積極性についてです。
そもそも、積極性がある人は、他の人の何倍も練習になるので上達に差が出てきます。
カポエイラでは、特に重要だと分かってはいるのですが、
思いやりと譲り合い精神が進んでいる日本人には苦手なジャンルですね。
ハトも、会社では余計な仕事が増えないように、譲り合い精神を発揮しています。
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積極性といえば、こんな話がありました。
上級者の少ない日本のCDO東京のホーダは、いつでも入ることができて譲り合いもあるくらいですが、ホーダはキレイな形をつくれないことも多くあります。
でも、実は上級者の多いブラジルでも、ホーダは意外とキレイに作られない事が多いのです。
なぜなら、
あちらの人は、みんな積極性があり過ぎて、
オレが!ワタシが!
な、あまり、ビリンバウの所の入口にカポエイリスタが殺到、
ホーダが円ではなく三角形になってしまって、ホーダを仕切る人に
「オラオラおめ~ら下がれさがれ~!」
と、怒鳴られるくらいです。
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結論として、
我々日本人には、ブラジル人の積極性を見習いたいものです。
そして、ブラジル人には、日本の譲り合い精神を分け与えたいものです(笑)