ここではカポエイラの練習方法を紹介します。
自宅で1人でできる練習方法から、クラスで2人組、グループでのトレーニング方法など、カポエイラを上達させるために効率的に進められるよう役立つコンテンツです。
はじめに

カポエイラの練習方法
カポエイラでは学ぶべき項目が多岐にわたっている。
運動面では、蹴り技、避け技、移動技など。そのためには筋力、体力、技術も必要。
知識としも音楽、哲学、歴史など、より良いカポエイラプレイヤーになるためには10年あっても足りないほど💦
カポエイラ歴20年以下は、ビギナーとも言われている。
このページではカポエイラの練習方法をカテゴリーに分けて書き出しているので、次章から順番に解説する。
練習方法の分類
カポエイラで練習すべき内容を分かりやすく3つに分類。
個人的に好きなので、「心」・「技」・「体」としておく。
心
精神面、頭の中のトレーニング。もちろん「技」や「体」にも大きく影響するので、おろそかにできない。
具体的には、
- カポエイラの基礎知識
- ブラジルの基礎知識
- 歌の知識
- 駆け引き
- 創造力
- 歴史
- 哲学
- 情熱
技
カポエイラにおける技巧的な面。内面における「心」と、それを表に出して他の人に見える形にする「体」を繋げるものが「技」と言える。
最低限の「体」の発達と、十分な「心」の熟達が必要。具体的には、
- 身体の技巧性
- 楽器の演奏
- 歌唱力
- 表現力
- 適応力
- 即興力
体
複雑な熟練が必要なく、体一つを使って行なえる内容。具体的には、
- 筋力
- 持久力
- 瞬発力
- 柔軟性
- バランス感覚
これら3つの項目は、密接に関わり合っているため、どれか一つだけではなくバランス良くトレーニングする必要がある。
ここらからは、上にあげた項目の内、いくつかをピックアップして紹介。
体力・筋力の練習方法
カポエイラでは、必ずしもマッチョである必要は無いものの、初心者にとってはここから入門するのが一番分かりやすいため最初に書いておく。
カポエイラ自体は、90過ぎたおじいちゃんおばあちゃんでも2,3歳のお子様でも一緒に楽しむことができる。
そのことからも、必ずしも筋力や体力が必要ではないということが分かると思う。
ただ、動画でよく見るような超人的な動きをするためには、それなりの筋力や体力を備える必要がある。
具体的なトレーニング方法としては、こちらを参考に↓
ウォームアップ(準備運動)
手足と体幹
背中と腕
筋トレ
体幹
腹筋
前もも
裏もも
下半身全体
キック筋トレ
ひたすらキックを繰り返す、シンプルイズベストなトレーニング方法。単純だけどウォームアップとしてもオススメ
ストレッチ
裏もも
技の練習方法

カポエイラの技
カポエイラには、非常に多くの技がある。
大きく分けて、蹴り、移動、避け、アクロバットなどがあり、それぞれの組み合わせ方や前後にどのように繋げるかで、さらに数倍以上に選択肢が増える。
初心者は、まずはこちらから一通りの基本技をマスターできると良い↓
歌の練習方法
歌詞
まずは歌詞!ある程度の歌はこちらのカポエイラの歌一覧を参照↓
メロディー
練習方法としては、その歌をたくさん聞くことがまずはスタート地点。
SpotifyやYouTubeで、無料で多くの歌を聞くことができるから、まずはそちらをチェック↓
日々、その音楽を聞くことでまずは歌を覚えること。
それから、実際に何度も歌ってみることで、歌唱力は上達する。
カポエイラの音楽全般について
カポエイラの音楽についてはこちらを参考に↓
楽器の練習方法

カポエイラ歌の練習
リズム
知識としてのリズムは、こちらを参考に↓
演奏方法
楽器を上達するには、まずは自分の楽器を手に入れよう。
その後、カポエイラのクラスやYouTubeなどで技術や知識は手に入れられる。
歴史の学習方法

source: www.essaydocs.org
カポエイラが生まれた背景や存在意義など、ブラジルの歴史を読み解くことでカポエイラの多くが理解できるようになる。
歴史年表
まずはこちらの歴史年表から大まかな流れを掴んでおくと分かりやすい↓
その他の歴史
その他のカポエイラの歴史は、たびたび研究されていますがその全てが解明されているわけではない。
また、研究成果も論文という形で発表されている場合も多く、一般の我々には簡単に理解できない部分も多い。
それでもカポエイラには、世界中の研究者を魅了するだけの歴史があるから、興味がある人はまずは英語版のウィキペディアがおすすめ↓
カポエイラの基礎知識
カポエイラについて
カポエイラの用語
まずはカポエイラで使われる用語についてはこちらから↓