春の暖かい天気が続いていた中
この日に限って雨が降り、久々に寒さを感じた土曜日の五反田教室
若干、釣りっぽいタイトル名で恐縮ですが、
この日の話題としては、何と言ってもカポエイラ東京で新しく始まった
「カポエイラの歴史」を勉強する時間について無しでは語れません。
世間には、カポエイラを、動きだけを練習するスポーツか何かだと思い込まれがちな、今日このごろ
良いカポエイリスタになるために、何とか、頭の中のトレーニングもしようと考案したテーマです。
内容は簡単
参加者それぞれに、カポエイラの歴史に関する事を一つづつ挙げてもらい、
その情報をみんなでシェア。
内容はどんなに簡単でも良いのだけど、それまでに出たものとカブらないようにだけ注意してもらっています。
場合によっては、ハトも真偽を確認できない項目もあったりしますので責任は負えませんが、
このブログの読者には、生徒さん達のリサーチの報告として、寛大な目で見ていただけたら嬉しい限りです。
第一回カポエイラの歴史クラスで挙がったものは以下↓
・カポエイラには大きく、アンゴラ、ヘジョナゥ、コンテンポラーニャ、三つの流れがある。
・カポエイラグループ コルダォン・ジ・オウロは、他に色々な名前の兄弟グループがある。
カポエイラマンジンガもその一つ。
・カポエイラは、アフリカからブラジルへ連れて来られた黒人奴隷が始めたらしい
・「コルダォン・ジ・オウロ」とは直訳すると「金のベルト」
・ミウジーニョのトーキ(リズム)とジョゴ(ゲーム)のスタイルは、メストレ・スアスナが創り出した
・カポエイラを含むアフロブラジルの文化には、カンドンブレ(ブラジルの民間信仰)の影響が見られる
・カポエイラはブラジルで成立したが、ルーツはアフリカで、その一つとしてアンゴラという国がある
・同じく、アフリカのN'golo (ンゴロ=シマウマダンス)が、カポエイラのルーツの一つという説もある
・カポエイリスタの正装の一つは上下白い服装
・カポエイラのスタイルの一つであるヘジョナウは、文字通り「地方」(=Regional)という意味からきている
・カポエイラグループの一つ、「Senzala (センザーラ)」は、奴隷小屋という意味である
・カポエイラで使われていた楽器は、常に一定ではなく時代によって移り変わりがあった
・メストレ・ビンバが、カポエイラに対する一般からの認識を大きく改善させた
・奴隷達は、踊りに擬態させてカポエイラをやっていたので、カポエイラには踊りの要素が多く見られる
・奴隷達は、カポエイラをサトウキビ畑でやっていた事もあったと言われている
・メストレ・ポンシアニーニョは、その昔タップダンスをやっていた
と、
このように、これから毎週土曜日のクラスで挙がったカポエイラの歴史を
月曜日のブログで箇条書きにしますので、ご参考程度に、読者みなさんのカポエイラへお役立ちいただけたら幸いです。