さて、先日ようやくロンドンから、次回のイベント速報が届きました。
11月の最終週末ですが、内容はバチザード&トロカ・ジ・コルダォン(洗礼式&昇段式)だと思われます☆
image from: https://www.capoeira.my/
ちなみに、カポエイラを始めて最初に帯をもらうイベントが「バチザード」。
当団体の場合、それは緑帯になりますが、
そこでようやく正式にそのグループの一員だと認められるわけです。
で、それ以降は「トロカ・ジ・コルダォン」で次の帯に昇段していくわけで、
このイベントへは、ハトをはじめカポエイラ東京からも数人行きます。
何しろ、われわれは、海外へ行かないと帯をもらうことが出来ません
仕事を持つ大人が何人も、5,6日間の海外旅行に出かけるのは、それはもう大変なことです。
もっとラクに帯を手に入れることも、やろうと思えばできますが、
なぜ、そうしないのか?
それは、ハトはあえてハードルを高く設定したいからなのです。
「自分が欲しいものは、待ってれば手に入る!」
のではなく
「自分が欲しいものは、苦労しても自分で手に入れる!」
このような積極性を身につけることも、カポエイラを学ぶカリキュラムに入っているからなのです。
つまり、帯が欲しいのであればロンドンへ!は、カポエイラ東京のカポエイラトレーニングの一環でもあるわけです。
ところで、カポエイラの帯ってそんなに重要なものなの?
と、思う人もいるかもしれません。。。
確かに、それ自体には、大した価値は無いでしょう。
東急ハンズで紐を買って作ったり、通販で帯そのものを買えたりもしますからね(笑)
しかーし!
仕事を何日も休んで
高い航空券を払って
10時間以上も掛かる遠い海外まで行って
外人ばかりものすごい人数が集まる中
セレモニーに参加してメストレに会う
そしてなによりも、一年間、辛い時も苦しい時も練習を続け頑張ってきた
そこでようやく帯を受け取る
こんな苦難の過程を経て手に入れた物の価値は
自分自身がよく知っています。
つまり、帯そのものに価値は無くても
そこにたどり着くまでのプロセスがプライスレス!
カポエイラの帯はたんなる象徴だけど、