ダイエットは、食事7~9割、運動3~1割。一見、運動の効果は少ないように見えるけど、違う言い方をすると食事だけじゃダメ、運動が必須!
ここでは、効果的なダイエットの基本と、カポエイラにおけるダイエット効果について詳しく解説。
健康的に痩せる
カポエイラのダイエット効果の話の前に、まずはダイエットの基本から。
なぜ食事だけダイエットはダメなの?
ダイエットは食事9割なら、食事だけで痩せられるのでは?
はい、その通り!
ただし、注意が必要。
食事だけで痩せた体は、不健康な場合も多い。
さらに、体重だけ減っても鏡に写った自分の体を見て「こんなはずじゃなかった!」と、残念な気持ちにならないように注意が必要。
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食事だけダイエットはリバウンドしやすい
つまり、食事だけで痩せると筋肉も落としてしまいやすく、一時的に体重が落ちたように見えても太りやすい体質に変わっていることが多い。
その後待っているのはリバウンド。
食事だけダイエットは即効性はあるけど持続性が無い
あなたは、太ったり痩せたりを繰り返していない?
それは運動が足りない、食事だけのダイエットをしているから。
運動によるダイエット
だから、少し時間が掛かっても運動を取り入れたダイエットがおすすめ。
リバウンドとは無縁の、生涯ずっと痩せ体質でいたいなら、運動によるダイエットは必須。
リバウンドは体にも良くないから、健康的かつ持続的に痩せたいのであれば、継続的に運動を!
運動習慣を身に付ける
でも、運動は一時的に取り組めても継続が難しいよね?
ダイエットのために走り始めても三日坊主、ってことも多い。
だからこそ、定期的に体を動かす仕組み作りが大切。
習慣ができてさえいれば、運動は自然とできるもの。
最低でも週に1回、理想的なのは週に3回以上。
運動を習慣化して、痩せ体質を手に入れよう。
楽しく痩せる
ダイエットの運動は、習慣化が大切ということは分かった。
でも、単純な筋トレだと、ひたすら自分との闘いが辛くて続けられず、ダイエットを断念してしまった人も多いのでは?
ダイエットのための運動は継続しにくい
運動をするための運動は、単調になりやすく自分のモチベーションに大きく頼る必要がある。
必然性の無い運動は、色々と理由をつけて辞める方向に考えやすいもの。
人間も含めて動物は本来、辛いことからは逃げる習性がある。
だから苦しい運動が継続できないのは当たり前。
意味のある運動は継続しやすい
それだからこそ、自分が楽しいと思える運動をすることが大切。
それは別にカポエイラに限らない。バスケやテニスでもOK!ダンスや水泳だって立派なダイエットの運動になる。
カポエイラでの動きで言えば、相手に攻撃する、相手からの攻撃を避ける、など、それぞれの運動に理由がある。
理由がある動きをするから、やらされている感の強い運動にならず、ついつい自分から必死に動いてしまう。
そんな運動は楽しいから継続しやすい。
遊びが運動になる
攻撃と言っても、本気で相手を打ち負かすような殺伐としたものではない。
子供の頃遊んだお尻相撲や膝かっくんのような、ちょっとした悪ふざけをする気持ちで楽しむゲーム。
ゲームだから楽しいし、負けた時は悔しくて何度も繰り返してしまう。
その過程で身体中を使って、大きく動くから知らずしらずに運動になるのがカポエイラの良いところ。
運動量は必要十分に
カポエイラは特に道具を必要とせず、広い場所も多くのメンバーも必要としない、コスパの良い運動。
大汗をかく
その日のトレーニングの内容にもよるけど、クラスでは大汗をかくような運動になることが多い。
タオルや着替えは必須なので、とにかく大汗をかいて頭も体もリフレッシュしたい人にはおすすめ。
気持ち良い疲労が得られる
ひたすら自分をいじめるような運動ではなく、自分の気分に合わせて運動量をコントロールできるから、心地よい疲労が得られる点もカポエイラの特長。
運動している過程自体が楽しくて、運動していることにも気づかないほど。
トレーニングが終わって気付いたらヘトヘトになっていたなんてことも!
バランスの良い全身運動になる
カポエイラの思想の一つに、バランス感覚の大切さがある。
それはそのまま、ダイエットに置き換えても同じことが言える。
運動の構成もバランスが良い
ダイエットは、食事だけではダメで運動とのバランスが大切なのはすでに述べた通り。
同様に、運動の中でも筋トレだけ、ストレッチだけ、ランニングだけ、というのもバランスが悪い。
カポエイラは、その動きの中に様々な運動を含むため、とてもバランスの良い運動メニューになっている。
上下・前後・左右を均等に鍛える
カポエイラは、特定の筋トレのように体の一部だけを極端に鍛えるものでもなく、全身をバランス良く鍛える。
- 上下→上半身と下半身のバランス
- 前後→腹筋側と背筋側のバランス
- 左右→右半身と左半身のバランス
これら、どれが欠けてもバランス悪い体型になってしまったり、肩こりや痩せているのにお腹ポッコリなどになる可能性がある。
特定の部位だけを単調に鍛えることが無いよう、あなたの体の全てをバランス良くトレーニングしよう!
普段使わない筋肉を鍛える
一般的なダイエットの筋トレだけしていては、同じ部位だけをトレーニングすることになる。
前述した通り、バランスの良いダイエットをするためには、普段使わないような運動も必要。
カポエイラでは、日常生活では絶対に使わない部位を鍛えたり、摩訶不思議なポーズをしたりなど、狙っていては出来なようなトレーニングが出来てしまう。
有酸素運動&筋トレ&ストレッチ
ダイエットの運動の中でもバランスが必要。
走っているだけや筋トレだけじゃ痩せられないから、
ダイエットの運動内容もバランスが大切
ダイエットのために運動しようと思ってランニングを始めた…。腹筋を始めた…。というパターン多くない?
前述した通り、ダイエットしたい場合は特定の運動だけ繰り返していれば良いわけではなく、その運動内容にもバランスが大切。
なぜなら、運動にはそれぞれダイエットにおける効果が違うから。以下にそれぞれを説明するね。
有酸素運動=脂肪燃焼
有酸素運動とは、比較的軽めの運動を長く行なうタイプの運動。
激しく動く必要がない分ラクだけど、目安としては20分~40分以上を毎日続けられると良い。有酸素運動は、主に脂肪を減らす効果がある。
カポエイラで言えばダンス的な面として、常にステップを踏み動き続けるという特長がある。トレーニング中はノンストップな運動を約1時間ほど続けるから、脂肪燃焼効果が抜群!
筋トレ=痩せ体質
筋トレは筋肉を発達させる。筋肉量が増えると代謝が盛んな体、つまり痩せ体質になれる。
筋肉量がある=痩せ体質というのは、全く動かなかったとしてもカロリー消費が多いので、同じ量の食事をとっても太りにくいということになる。
筋肉量を増やすと言っても、マッチョになる必要は無い。男性も女性も、まずは、お腹や背中などの体幹や太ももなど、引き締まった体を目指せばOK!
特に女性は筋肉が付き過ぎて困るレベルまで筋肉が付くことはまず無い上、自分が思っている以上に筋肉量が少ない場合が多く、意外と隠れ肥満だったりする。
ストレッチ=しなやかな体
ストレッチは本来、体を柔らかくすることで怪我のしにくい効果がある。
しなやかで美しい姿勢や、滑らかな動きを生み出す効果もある。
そして、ダイエットの運動で一番取り組みやすいお手軽な運動として、一般的にはストレッチが人気。
でも、ご注意を!
ここまでに挙げた運動の種類の中で、実はストレッチは一番ダイエット効果が低く、ストレッチだけで痩せられることは少ない。
ジョギングも難しいほど、あまりにも肥満が進んでいるようであれば、まずはストレッチから始める場合もある、というレベル。
だから、基本的には前述した有酸素運動+筋トレが重要。
考え方がダイエット志向になる
運動自体が楽しくなる
ここまで来ると、運動嫌いだった人でも一通り体を動かすことが楽しくなっているはず。
逆に、体を動かしていないと気持ち悪くなったり、定期的に体を動かす気持ち良さが当たり前になっていたりすれば理想的。
動ける体になるから健康志向になる
少し動けるようになってくると、より良く動けるようになりたくなるもの。
もっと滑らかに動きたい!もっと軽やかに動きたい!もっと上手になりたい!
モチベーションがそういった方向に進むと、さらに体の脂肪を減らして動ける体を目指すようになる。
普段から、脂肪の付きにくい健康的な食事内容に変えるようになったり、最大のパフォーマンスを意識して睡眠などの生活習慣まで気を遣うようになったりなど。
運動を継続している人は、毎日の生活が体作りになっていることを理解しているから、どんどん健康志向になっていく。
まとめ
結論としては、ダイエットのためには運動の趣味を一つは持つべし!
それは例えカポエイラでなくてもOK!
カポエイラはダイエットを目的とした場合でも特にバランスの良い運動だけど、このページに書かれているダイエットの注意事項さえ守れば他のどんな運動だって痩せられる。
まずは、運動習慣を身に付けて、健康的に痩せられるようにしてみよう!