メストレ・スアスナによって創り出された。一見アンゴラのジョゴのようであるが、動きはさらに速い。
メストレ・スアスナ曰く、“ミウジーニョのゲームは、よく議論の火種となる。しかし、それは間違った認識によるものだ。多くの人は、ミウジーニョを新しいカポエイラのスタイルだと思っている。全くそんな事は無いのだがね。
私は、単純にミウジーニョを古い時代のカポエイラから取り出し、現代のやり方にアレンジし、セコエンシア(型=かた)にしただけなんだ。
最近は多くのカポエイリスタが離れてジョゴをしているケースを見るが、我々の時代のカポエイリスタは皆、とても近くでゲームしたものだ。だから私は良く言ったものだ、「もっと近いゲームをするんだ!もっと小さく!」。ミウジーニョ(極めて小さい。微細)という名前もここから来たんだ。
それで、ミウジーニョという名のビリンバウのトーキ(リズム)も作った。ミウジーニョは、決して新しいカポエイラのスタイルなんかじゃないんだ。
単純に、カポエイラのジョゴの一表現方法なんだよ。
ちょうど、現在もあるイウナやサンベントのゲームの様に、ミウジーニョのゲームもあるってだけなんだよ。”
Miudinho(ミウジーニョ)