今回の話は、特に優し過ぎるカポエイリスタ男子に関して思う事です
(CDO東京は体育会系じゃありませんし、部活ノリでもありません。ただ、日本のカポエイラではなく、ブラジルのカポエイラを目指しています)
ずっと日本のカポエイラと海外のカポエイラを見てきて感じるのは、その精神面での差
日本人のカポエイラは、やっぱりなんだかんだ言って優しいです
蹴りが当てられない、相手の蹴りが当たると大騒ぎ、ハステーラで倒れた日にはこの世の終わりかと(冗)
また、少し痛む程度で練習を休んだり、泣き言を吐いたり
もちろん、大怪我は別の話ですが、繊細過ぎじゃないかなあ~と
…
カポエイリスタなら弱点を背負っている時こそ、それを悟られないように
逆に、痛くない時こそ大袈裟に痛がってみたり(笑)
それがマランドラージェンってものですね
…
「自分はそんな軟弱者なんかではない!」
「経験ではかなわなくても、ハートではブラジル人にも負けない!」
と、思う男子は以下の事が出来ていると思います
・蹴りを当てるべき時はちゃんと当てる
・ハステーラをするべき時はちゃんとする
・相手に蹴りを当てても謝らない
・ましてや自分が蹴られても相手にグダグダ言わない
・多少痛くてもそれを表に出さない
・疲れてもそれを表に出さない
・ホーダの中で「ヒエ~」、「コワイ~」、「ぎゃ~、殺される~」などとヘナチョコな悲鳴を上げない
・簡単に弱音を吐かない
・いちいち病院に行かない
…
我々は、ブラジルの達人メストレも羨むサムライの国の男子です
男は強く!男らしく!
カポエイラを本気で学んでいるのであれば、ハートも鍛えるとさらに素晴らしいカポエイリスタになるでしょう (本当は男子だけでなく、女子もですね)