さて、先週の土曜日はわざわざグループの練習を休みにして、みんなでバチザドへ出掛けたわけで
そこのオープンホーダで思った事です
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バチザドってのはたいてものすごい人数なわけで
バチザド後のオープンホーダではさんざんじらされたカポエイリスタ達が、ここぞとばかりにホーダに入りたがります
普段、少ない人数で自分の団体だけで練習していると分かりにくいですが、そんなホーダではある事に気づきます
"どんなに人が多くても、何度もホーダに入っている人もいれば、全く入れてない人もいる"
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なぜなのか?
人数の多いオープンホーダは弱肉強食です
「さぁさぁ、君入りなよ!」
とか、
「どうぞどうぞ、お先にどうぞ」
なんて、あなたをわざわざ優先してくれる人は奇特なんですね
たいていのカポエイリスタは、
「オレがオレが!」
「わたしがわたしが!」
「me! me! me!」
な、わけですよ
ブラジルなんかもっとひどくて、自分がジョゴしたい気持ちが強過ぎるあまり
ビリンバウの所に人が集まり過ぎてホーダの形がだ円になってたり、手も叩かない、歌も唄わないなんてのはザラです
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そう考えると、日本で自分の団体でのホーダなんて恵まれている事この上なしです
チャンスは他の人が運んで来てくれると勘違いしていませんか?
他の人が運んで来てくれたチャンスを当たり前だと思っていませんか?
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ま、何が言いたいかというと、チャンスややりたい事っていうのは、自らが強く欲しないと手に入りませんよ
つまり、ホーダに入れないのは人が多いからではなくて、入る気持ちが他の人より弱いからなんですね
何かをやりたい!という、人間として、いや動物として当たり前の事を忘れないようにと
もちろん、ホーダに入りたくない人は、それ以前の問題ですが…