■海外でいっさいお金を掛けたくない場合は「機内モード」にする
こうしておけばネットワークへ接続するいっさいの通信が発生しないので、日本に帰ってからあり得ない額の請求に驚く事はありません。
「設定」 > 「機内モード」 を「オン」
■無料のWi-Fi接続は利用する
とはいえ、空港やホテル等、無料でWi-Fiに接続できる場所ではぜひネットワークに接続したいもの
そういった場合は、上記の「機内モード」有効にすると同時にオフになる「Wi-Fi」を再度有効にすればok
「機内モード」のまま、「Wi-Fi」が有効の状態となり、つまりお金が全く掛からない設定なのにネット接続出来てしまうという海外ではオススメのモードなのです
ただしWi-Fi接続は、スタバのように別に料金を必要とする場合もありますし、そもそも3Gネットワーク(通常の携帯の電話網)のようにいつでもどこでもあるわけではないので、注意が必要です
ちなみにロンドンは比較的無料Wi-Fiのポイントが多く設置されているので、東京より便利かもしれません
■連絡はSMSの受信のみなら無料
できるだけ安上がりに連絡を取るには、SMSを活用しましょう。SMSはデータローミングをオフにしていても受信することが可能で(ただし、先ほどの「機内モード」は解除して下さい)、海外にいても受信は無料です。
日本から連絡の場合は、ソフトバンクケータイからiPhoneにSMSでメッセージを送ってもらうと送る方も着信する方も無料です。
ただし、海外からSMSを「送信」する場合は有料ですのでご注意下さい。
[通信料]
国際SMS
送信料:100円/通[最大140バイト(半角140字相当)]
受信料:無料
■データーローミング「オフ」を確認
音声通話だけでなく、Wi-Fiスポット以外でもインターネットの閲覧やメールなどをしたい場合もあるかもしれません。
その際必要となるのは国際ローミングの中でも特にデータローミングの設定です。
データローミングをオンにすれば3Gネットワークにおいてインターネットやメールなど、パケット通信が可能となります。
しかし、海外でのパケット通信は、帰国してからものすごい請求が来る事もあるので、いっさい使わない方が無難でしょう。
データローミングは、初期設定ではオフになっていますが、念のため「設定」 > 「一般」 > 「ネットワーク」 > 「データローミング」 が「オフ」を確認しましょう。
■海外でのS!メール(MMS)の送り方
・ソフトバンク携帯電話に送信する場合
宛先に相手先のソフトバンク携帯電話番号を入力し、メッセージを送信。
日本国内でのご利用と同じように、電話番号をそのまま入力。
・日本の他社携帯電話やパソコンに送信する場合
宛先に相手先のEメールアドレスを入力し、メッセージを送信。
日本国内でのご利用と同じように、Eメールアドレスを入力。
国際S!メール
受信料:S!メール(MMS)/ウェブ通信料
~1,5kバイト 103円/通
~10kバイト 108円/通
~30kバイト 135円/通
~100kバイト 300円/通
~300kバイト 400円/通
※海外パケットし放題
1日最大1,480円の定額で、海外でもパケットし放題のサービス
海外でのメール(S!メール[MMS])、ウェブ等全てのパケット通信が対象
■海外でのSMSの送り方
宛先に相手先のソフトバンク携帯電話番号を入力し、メッセージを送信。
日本国内でのご利用と同じように、電話番号をそのまま入力。
[通信料]
国際SMS
送信料:100円/通[最大140バイト(半角140字相当)]
受信料:無料
■つながりにくい時はGMSで
日本ではまず意識する事はないかもしれませんが、海外では3Gネットワークが貧弱な場合もあります。
そんな時、iPhoneは自動的にGSM(3Gの前に普及していた通信規格)で接続しようとしますが、うまくいかない場合もあります。
そんな時は敢えて3Gをオフにして、より繋がりやすいGSMネットワークをりようします。
「設定」 > 「一般」 > 「ネットワーク」 > 「3G有効にする」を「オフ」にすれば設定完了です。
■用語の定義(ソフトバンクの場合)
[SMS]
同じ携帯電話会社の携帯同士で送受信する短いメール。電話番号のみでやり取りが可能。全角最大70文字相当。
ホワイトプランの場合、SMSは送受信料は無料
[S!メール]
1.同じキャリア同士の電話番号宛に送受信する長いメール(MMS)ソフトバンク携帯電話同士の送受信料は無料。
2.他キャリアやEメールで300kバイトまでの送受信をするメール。
他キャリア・PC宛の場合は、
~1.5kバイトまでは、3.15円。
~10kバイトまでは、8.4円。
~30kバイトまでは、36.75円。
~100kバイトまでは、105円。
~300kバイトまでは、210円。
■国際ローミング
海外で国際電話での通話やデータの送受信を行なう場合、現地の通信会社の回線を使いますが、これを国際ローミングといいます。
空港に着いて、その国の通信会社の電波が届く場所に行くと、ソフトバンクから「海外での利用方法のご案内」というSMSが届き、そのまま通話できる状態になります。便利ですね~
国際ローミングは、その国の通信会社(キャリア)ごとに、料金が異なっています。iPhoneの 「設定」 > 「キャリア」でどのキャリアを使うかの確認と変更が可能です。
画面の左上に通常「SoftBank」と表示されている箇所が、その国で接続したキャリア名に変わります。
■海外での国際電話着信
国際ローミングは、かけた側だけでなく着信した側も料金が掛かりますので注意が必要です。
着信料 110円
■海外向け国際電話
[日本からイギリスへの掛け方]
「+」-「国番号」-相手先携帯番号
イギリスの場合の例
+4490xxxxxxxx
※携帯電話番号が0で始める場合には「0」を除いて入力してください。
「+」は、「0」を1秒くらい押し続けると「+」に変わります。
■渡航先の国内での電話
そのままなにも付けずに番号を押せば掛かります。
渡航先国内通話料 75円
[国際ローミングの通信料まとめ]
Vodafone U.K.の場合
日本への通話料 175円
渡航先国内通話料 75円
着信料 110円
追加通信料 5円/1KB
■機内ケータイ
海外を飛行中の航空機内※2で「世界対応ケータイ※3」を利用できるサービスです。
ただし、対応している航空会社の、対応している便でのみ、ご利用
※こちらの情報について起きた問題には責任を負えませんのでご了承下さい。