そろそろ、ブラジルでの記憶も薄くなりはじめてきたので、まとめに入っていきたいとおもいます。
今回のイベントの催し物の一つ、カンピョナート。コンペティションです。
何で競うかというと、前日まではミウジーニョと聞いていたのに、実際はアンゴラとヘジョナウのジョゴでした。
二つの会場に分けて、それぞれ2人、審査委員のメストレが判断します。
しかし、その基準は全く不可解。男女別体重別で階級を分けていましたが、とりあえず、その一つでは片目にカベサーダを喰らい、目を腫らしながらもシコーチが優勝していました。
別の日の夜、いよいよフォーマトゥーラ当日です。
余興として色々な踊りが披露されます。
次は、ダンサゲヘイロ。
戦争へ行く戦士のダンスです。
とってもアフリカンな雰囲気です。
マクレレに続いて、ファイヤーダンス。炎のついた棒を肌に這わせたり、口に入れて消したりして、熱くないのでしょうか⁇
マクレレでは、フォーマトゥーラの主役の1人、イヴァンが足を痛めてしまい、涙をこらえながら退場して行きました。かわいそうでした。
で、ようやくフォーマトゥーラが始まります。
主役の三人がそれぞれ、ラダイーニャを歌い、ビリンバウに誓いを立てます。
ところが誓いを読み上げるメストレが、老眼なのか、文盲なのか、文章を読めません。
今回のイベントで、1番大事で厳かな場面が笑いで和みます。
代わりにインテリジェントなボカヒカが読み上げ、三人が復唱。
無事修了です。
その後は、恒例メストレスアスナのビリンバウパフォーマンス。
CDOがサンパウロのビリンバウ楽器店と一緒になって取り組んでいる、エコビリンバウプロジェクト。
その、エコビリンバウでの演奏です。
年をとってもあんなに速弾きができるなんてすごいです。
まだまだ若いはずのハトなんて、速く弾くとすぐに右手が限界になりますからね。
お次は、メストレカベーロのカシシのパフォーマンス。
たかがカシシが、あそこまでやってくれるなんてカシシ冥利に尽きます。
さーて、最後はいよいよカポエラのジョゴです。
そこで、いきなり人ごみをかき分けて、ビリンバウの前に座るのはメストレ コブラマンサ。
トレードマークのミリタリーパンツで登場です。
突然の超人気カポエイリスタの登場に、会場が大熱狂!
広いホーダでやりにくいので、小さく狭め、仕切り直し。
メストレスアスナや、カベーロともジョゴをすると、もう見ているみんなは大興奮!