ホーダの時、メストレはなぜジェスチャーで指示するのでしょうか?
入ろうとした時、足で遮られる事もありますし、そのジェスチャー自体がよくわからない場合も多いです。
口で説明してくれれば、伝わりやすいし、なんか失礼に感じですねえ(笑)
なんとなく謎でしたが、自分でホーダを仕切る機会が多くなって分かりました。
まず最初に、それは歌を唄って楽器を弾いているからでした。
よく考えたら、当たり前でしたね。そんな状態では、口で説明も出来ませんし、使えるジェスチャーも限られていますね。
次に、口で説明するとアシェが下がります。
誰かがジョゴをしている時に、メストレが口で説明したとすると、注意がそちらに向きます。
せっかく盛り上がっていたのに、どんどんそれが抜けていってしまうわけです。
そもそも、ホーダが盛り上がっている時は、普通の声は聞きとりにくいですしね。
この辺が主な理由になるのではないでしょうか?
他にも、ブラジル人はボディランゲージを元々よく使うとか、カポエイラでは通常の会話をせずにコミュニケーションを取る事がスマートとされるとか、奴隷制の頃になんたらかんたらとかの理由もあるかもしれません。
ま、そんな訳で、カポエイラのホーダで使われるジェスチャーは、ある程度覚えてしまったほうが良いですね♪( ´▽`)