なぜホーダではジェスチャーが多いのでしょう?

ホーダの時、メストレはなぜジェスチャーで指示するのでしょうか?

入ろうとした時、足で遮られる事もありますし、そのジェスチャー自体がよくわからない場合も多いです。

口で説明してくれれば、伝わりやすいし、なんか失礼に感じですねえ(笑)

なんとなく謎でしたが、自分でホーダを仕切る機会が多くなって分かりました。

まず最初に、それは歌を唄って楽器を弾いているからでした。

よく考えたら、当たり前でしたね。そんな状態では、口で説明も出来ませんし、使えるジェスチャーも限られていますね。

次に、口で説明するとアシェが下がります。
誰かがジョゴをしている時に、メストレが口で説明したとすると、注意がそちらに向きます。

せっかく盛り上がっていたのに、どんどんそれが抜けていってしまうわけです。

そもそも、ホーダが盛り上がっている時は、普通の声は聞きとりにくいですしね。

この辺が主な理由になるのではないでしょうか?

他にも、ブラジル人はボディランゲージを元々よく使うとか、カポエイラでは通常の会話をせずにコミュニケーションを取る事がスマートとされるとか、奴隷制の頃になんたらかんたらとかの理由もあるかもしれません。

ま、そんな訳で、カポエイラのホーダで使われるジェスチャーは、ある程度覚えてしまったほうが良いですね♪( ´▽`)

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ハト|カポエイラ講師

ハト カポエラ講師

■カポエイラのインストラクター ■ブラジルとイギリスで修行留学 ■女優/モデル/芸能人/役者さん等指導 ■一般人向け指導数述べ15,000人以上 ■渋谷とオンラインでクラス開催中