いや～、やばかった！
緊張感ハンパないっす！
リラックスするよう言われるものの、(ハトの個人的見解ですが)アンゴラの中のアンゴラ、アンゴラメストレの中のメストレであるモライス氏の前で緊張しない方が無理と言うもの。
ワークショップ以外では、とても穏やかな物腰なのに、いざカポエイラが始まると、厳しいのなんのって！
しかもGCAPのバテリアは、ハトの知る限り全国トップクラス！めちゃくちゃクオリティが高い！
そんなカポエイラのエリート達が注視する中、ワークショップに参加した全員が楽器を交代で演奏したわけですが、こんな人達を前にビリンバウなんて持てる訳ないので無難アゴゴなんぞをすかさずゲットするところはさすが年の功、抜け目なく生きて来たカポエイラ歴7、8年目のハトです。
そんなアゴゴですらGCAPのバテリアではものすごく緊張するんですけどね。
隣のグンガを担当していた他の団体の人は、アンゴレイロなのにこの日、40人程の参加者の前でガンガン ダメ出しされてました。
グンガは全員ラダイーニャも歌わされるし、まぢビリンバウありえへんわ～
( ；´Д｀)
とりあえず無事ハトのアゴゴも終わったので他の人のダメ出しを悠々と楽しんでいたところ、楽器交代が一巡した辺りで事件は起こりました。
グンガを弾く腕に自信のあるつわものも一通り終わり、新たにグンガを担当するカポエイリスタをメストレが募集し始めたのですが、もちろんそんな無謀な役目、誰もやりたがりません。
他のグループの人でも良いからとメストレは辺りを見回しますが、もちろん誰も立候補しません。
で、突然メストレの目がこちら辺りで止まって、お前はどうだと言ってるじゃありませんか！
(えっ⁈お前って誰だろう? えっ⁈ ハトですかっ⁈Σ（ﾟдﾟlll）だっておれアンゴレイロじゃないやん！)
お前はラダイーニャは歌えるのかとの問いに…「ちょっとだけ、いや、ほんとのちょっぴり」と、曖昧に答えるのが精一杯(汗)
次の何年カポエイラやってるんだ？との問いに微妙にサバを読んで6年と答える小さなハト。
6年もやっていてラダイーニャをほんのちょっとしか歌えないなんて何やってたんだ！って事でハトがグンガを持つ事に
( ；´Д｀)
オーメウデウス！6年でも多過ぎたよ。
もう、この期に及んでは観念して思いっきり歌うしかありません。
グンガを持って弾き始めます。
参加者全員が心配げに見ています。
アンゴレイロ達が、アンゴレイロでないハトのラダイーニャを見ています。
別次元のバテリアクオリティを持つGCAPの面々が見ています。
そして！
厳しい表情のメストレモライスが見ています。
いや～、かなりあり得ない緊張感でした
((((；ﾟДﾟ)))))))
が、ちょっとだけシューラの入りでつまづいただけで、なんとか無事終わりましたよ。
ダメ出しは足の位置だけだったので、まあ多目に見てくれたようです。
はい、CDO東京の練習では、これからはラダイーニャもやりましょうね！
あの緊張感に比べたら、自分のグループの中で間違えるくらい、ホントなんでもない事ですから。
音楽の練習がおろそかなカポエイリスタに言っておきます。
絶対音楽の練習やっとけ！
コツコツと！
いつか必ず訪れる機会に、自分が恥をかくハメに遭いたくなければ…。
