土曜日のカポエイラ五反田教室
この日は、メストレの指示による新しい楽器練習メソッドと、歌を一曲覚えた後は、
即興で作詞して歌う練習☆
つまり替え歌ですね♪
カポエイラ東京では初の試みですが
海外では、まれにラダーニャ(長い歌)やコヒード(短い歌)を作る練習があります
そこではもちろんポル語ですが、ここ東京では日本語でおk!
内容も、カポエイラに限らず何でもありという、ゆる~い設定です◎
Oi sim simやらParana éのリズムに合わせて
山手線の駅名を繋げる人やら、明日の天気を歌う人やら
みな、意外な作詞を披露してくれて笑えました
最初は、「え~!そんなの無理無理!」と、ボヤいていた人たちも、
回が進むごとに自分から参加し始めて、やっぱ、みんな替え歌好きなんじゃん(笑)
その後の「プシャプシャレバレバ」で他の人を指名して歌を交代する練習も含め、
カポエイラには、こういった別の楽しみ方もあるという事が少しでも分かってもらえたようで良かったです
動きをはじめとして、そもそもカポエイラは即興の芸術です。
関西で、いかにオモロい返しができるかどうかで、その人の人間としての全価値が決まるのと同じようなものです(笑)
これには、表面上だけでなくその物事の背景も読み取り、場の流れや、どんな文脈で自分に振られているのかを瞬時に判断する能力が問われます。
カポエイラ教室で、「習ってないから知らない」、「分からないからできない」という声を聞きますが
よく観察していれば、カポエイラらしい動きのやり取りもできるはずですし、
初めての知らない歌のコーラスでも、コツをつかんでいる人は唄えます。
そんなカポエイラですから、想定通りにいかないことの方がはるかに多いわけです!
「急にボールが来たので」という言い訳は、聞きたくありません(笑)
まとめます。
カポエイラの練習では
状況を読み取る観察力、
文脈を読み解く洞察力、
ひねりの聞いた返しをする発想力、
知らない事でもヒントから類推する応用力、
それら全部を総合した「即興力」が、動きにも歌にも何にでも活きてきます☆
あ、土曜日の練習でカポエイラの歴史やるの忘れた!