木曜日は、五反田で2012年初のカポエイラ初心者練習
正月早々の寒い日にかかわらず、頑張り屋さんたちが参加してくれました。
この日のテーマは、「カポエイラはこわくない!」
もともとカポエイラは、危険がいっぱいなブラジルのストリートでのやり取りを想定した駆け引きや、格闘技としての側面もありますので
それゆえに、「スキを見せるな!」とか「絶対に目を離すな!」とか言われて我々は育っていると思います。
ただその弊害として、ジョゴになると萎縮してガチガチになってしまったり、
必要以上に警戒してしまい過剰な反応をしてしまう人も多く見受けられます。
カポエイラは勝ち負けや、「やっつけた」、「やられた」だけでなく、
駆け引きを楽しむ遊び心や、体全体を使った表現で相手とコミュニケーションを取る事も重要な要素の一つです。
ホーダはほとんどの場合、命を取り合う真剣勝負のリングではありませんので、まったくもってビクビクしたり怖がる必要も無いですし、
ゆくゆくは、そんなするどい蹴りですら、スレスレでかわす事を楽しみに感じられるようになると良いと思います。
こういったカポエイラのコンセプトを分かりやすく説明するため、
この日のクラスでは実際に物を投げ合ってみてキャッチボールを例えにしましたが、
相手が投げてくれるボールに、やたらとビビって過剰な反応をするのはなんだか恥ずかしいですよね?
カポエイラの蹴りに対する反応も同様なわけです。
ボールを投げる側も、受け取る側の力量に合わせて投げてくれているはずなので、そこはそのやり取りを楽しめると良いですね。
普段の練習での蹴りや避けは、ボールの投げ方や受け取り方を学んでいるわけです。
たまには、おおいにスキを見せても、無防備な状態になっても良いので、
カポエイラという遊びを楽しむ練習をするのも良いものです♪
この遊びのコンセプトが分かってくると、
さらに自分のカポエイラに味が出てきて面白さが100倍になること間違いなしです!!