■計画は日本的に。実行はブラジル的に
今回、綿密に計画を立てていました。時間も予算も人員も。
メストレに対し、少しの粗相があってはいけませんからね。
しかし、実際にその場になってみると、まったく想定していないことも起きるものです。
例えば、日本好きなメストレが会場へ向かう道中でお祭りに遭遇したら、素通り出来るはずがありません。
結局ワークショップの3日ともオンタイムで始められたことはありませんでしたが、そこはブラジルタイム♪
そんな事で文句を言い出す野暮なカポエイリスタは一人もいませんでした。
ワークショップの内容も予定からコロコロ変わりましたが、参加していたカポエイリスタは不測の事態に対する順応性の高さと寛容さでもブラジル的でした☆
■メストレが持ってきてくれたもの
CDやDVDやTシャツを持ってきてくれましたが、ちがーう!そんな話ではありません。
やはり、メストレがまとう本物の雰囲気、空気、エネルギーはメストレがメストレたるゆえん。
特に初日辺りで語っていたカポエイラのフィロソフィー。
似た様な事は、ハトもメストレの受け売りで今までにも語っています。
しかし、メストレ本人がその本物クオリティで語ると、刺さること刺さること!
その言葉一つ一つが、参加者の胸に魂にグサグサ突き刺さっているのが見えましたし、目からウロコがボトボト落ちる音が聞こえました(笑)
分かる分かる♪
初めてメストレレベルのカポエイラに触れた時のショックといったらww
しかも、メストレ達もものすごく頑張ってくれた。
クラスの中のエネルギーはもちろん、カポエイラそのものの内容、楽器に歌にジョゴ。
ワークショップ以外でも、我々に対する気遣いや礼儀、他人に対するリスペクト。
そこまでは求めていなかったのに、ワークショップ以外でも大いに勉強になりました。
それに比べ、礼節の国、日本のKYときたら。。。(笑)
■これは文化祭?
もう一つの副産物、大きな収穫として、皆が一丸となってこの(カポエイラ東京にとっては)大イベントを成功させられた点。
自分自身のコミットした気持ちに比例して達成感というリターンが得られたのではないでしょうか?
いずれにせよ、ハトが想像した以上に、カポエイラ東京のみんなが協力してくれて頑張ってくれて、その気持ちがメストレや参加してくれた他の団体の方にも伝わっていたのでしょう、何度もお礼や賞賛をもらいました。
特にメストレにグループの事を褒められたのは嬉しかったですね~♪
まとめ
もちろん、この4日間(正味3日)は、はっきり言って大変でした。
毎日のハードワーク、興奮で睡眠不足、緊張で便秘、メストレが帰ってからは過労で風邪もひきましたし。。。
でも、そんなちっちゃな事を差し引いて、ものすごく大きな収穫を得ましたね!まさにプライスレスな経験!
この経験は、さらに我々のカポエイラを加速度的に上達させるのでしょう!!
カポエイリスタとして、一回り大きくなった気がします!