先日のブログ、
「カッコいいカポエイラの実行プロセスを分析してみた」に近い話ではありますが
今回は理想的な「見せ技の入り」について考えてみたいと思います。
※あくまでハトの好みです
まず、理想的でない例から。
たまに見かけるこんなカポエイラどう思いますか?
攻撃→回避→(流れを無視して)突然の見せ技☆
言葉だけで説明するのも難しいですが
蹴りとよけで絡んでいる最中に
その流れを突然無視するかのように
「ちょっと待って!今から見せ技いきまっせ!」的なカポエイラ…。
こういった形での技の披露は
不思議に感じます。
もちろん、イベントでのパフォーマンスなら問題ありませんが
さっきまで、火花を散らすほど激しい蹴りの応酬を繰り広げていたのに
突然、無防備な時間が始まる…。
観ている方も、戦ってる相手も
この謎の流れはいったい何なんだ?
と、思うのではないでしょうか?
じゃあ、何が理想的なのかと言うと
攻撃しつつ回避→回避しつつ見せ技→見せ技しつつの攻撃→攻撃しつつの…
つまり、攻撃も避けも、そして見せ技も
すべてが、一連の流れの中に自然に組み込まれていて切れ目が無いこと♪
ちなみに、技の練習をする時は
それ単体だけやるのではなく、
必ず
その技の前後の動きから
つなぎ部分もセットで練習すると良いですね。
そしてそれは、
相手の動きも想定したものになっていると
絡みの中で自然に技が出せるようになると思います。
まあ、そういった技術的な面はおいおいレベルアップするとして
「さあ、今から大技いきまっせ!」
的な意識のジョゴではなければ
まずは、少し前進かなと思います。
目指せ、自然な流れの中での見せ技!!