唐突ですが、
ハトがカポエイラを好きな理由の一つとして
非常にラクだというところがあります。
ここで、ラクというのは、
武道ほどまでは堅苦しくなくて、
人間くさい部分が認められている
という意味です。
あくまでハトの主観ですが、
カポエイラの中では例えば、
駆け引き、裏切り、世の中公平ではない、
などがあり、
それらが歌の中でも語られていたりします。
それゆえに
自分の身は自分で守る、人を信用し過ぎない、他をリスペクトする
などが、生まれてくるのではないかと。
堅苦しい理想論を掲げて美しい事を言っても、
人間はしょせんウソもつきますし、
多かれ少なかれ人を裏切りますからね。
だから、
カポエイラの哲学は、
タテマエや偽善的なものを感じさせず、
ハトには、とてもシックリくるのです。
とはいえ、
我々の日本人の思考回路は、
儒教的というか武士道精神というか、
かなり真面目という事になっています。
なので、
メストレ(先生、師匠)と言えば
相当な人格者なのだろう。
聖人君子、生き方そのものから人間性まで、
模範的である!
と、さえ思いがちです。
しかし実際は、
メストレ達も非常に人間くさく、
酒好きも結構多いですし、スケベな人もたまにいるわけで、
さらには、時間やお金にルーズで、社会人としてどうなのか?
と、思うようなメストレもいたりいなかったり(笑)
人格者なメストレも稀にいますが、
要は、そんな人間くさい
テキトーなカポエイラというものが
ハトはラクに感じるわけです。
と、いうお話でした♪
みなさんは、カポエイラのそんな面をどう思いますか?
まあ、このブログを読んでいるような人なら、
似たような思考の人が多いのでしょうけど(笑)