アンゴラの歌と発音と訂正の話

agua-de-coco(ココナッツのジュース)

土曜日、五反田。

この日は、ここ一週間仕事で忙しかった働くカポエイラ女子陣からのリクエストにより、

火曜日に引き続きアンゴラ練習でした。

初心者の皆さんは、久々にぶん回したかったと思いますが、連続になってしまいすいません!

アンゴラといえば、クオリティの高い音楽!

という事で、

この日の音楽練習では、基本の歌を二曲(サンタバーバラとエゥヴィ ア クチア コン ココ ノ デンチ)やりました。

まずは、

サンタバーバラ
Santa Barbara que Relampué

santa-barbara(サンタバーバラ)

練習の際にも話に出ましたが、Queについて、

日本語で書くところの、「キ」とか「ケ」と、発音するようです。

で、「キ」か「ケ」か、どっちなんだ?ハッキリしてくれよ!と、生真面目な日本人は思うかもしれませんが、

調べてみるとどちらの発音もしますし、実際にCDを聞くと「キ」にも「ケ」にも聞こえます。

つまり、どちらの発音も間違いでないと。

ちなみに、我々のグループ名、「Cordão De Ouro」の「De」も、「ジ」とも発音しますし「デ」とも発音します。

cordao de ouro(コルダォン・ジ・オウロ)

つまりカタカナだと、コルダォン「ジ」オウロであるし、コルダォン「デ」オウロでもある訳ですが、

これももちろん、どちらも間違いではありません。

「ジ」は早く発音する時、「デ」はゆっくりしっかり発音する時に違いが出る傾向があるそうです。

ソースはハトがサンパウロで習っていたポル語の先生(もちろんブラジル人)ですが、

前述の「キ」と「ケ」もイ行とエ行なので、そういった違いなのかもしれませんね。

お次の歌ですが、ハトは一つ間違えていました。

エゥヴィ ア クチア コン ココ ノ デンチ
Eu vi a cotia com o côco no dente

「Cutia」クチアは鳥ではなく、ネズミみたいな動物の事でした。失礼しました。

cutia(クチア)

クチアがココナッツをかじってるのを、おれは見た!

という、意味ですね。

agua-de-coco(ココナッツのジュース)

ちなみに、「côco」は、「ココ」ではなく、「コォク」です。

そんな感じで、今後も以下の順番で基本の曲を練習していきます。

他のグループの方からしたら、今さらこのレベルの歌を練習してるのかと思われるかもしれませんが。。。(汗)

3 - Santa Bárbara
4 - Côco No Dente
5 - Tem Dendê
6 - Tim, Tim Lá Vai Viola
7 - Saia Do Mar Marinheiro
10 - Paranaê
11 - Gunga É Meu
12 - Jogo De Dentro
15 - Valhe-Me Deus Senhor São Bento
16 - Vou -Me Embora
19 - Eu Sou Angoleiro
20 - Meu Boi Morreu
21 - A Manteiga Derramou
34 - Ai, Ai, Ai, São Bento Me Chama
35 - O Nega Que Vende Ai
36 - Abalou Cachoeira
37 - Chora Viola
38 - Ai, Ai, Aide
39 - Barauna Caiu

一ヶ月後位には全員1人ずつ、全曲を歌ってもらおうと思います。

どれも超基本でカポエイリスタなら必修科目ですから、

「分からない」、

「その日は休んでて習ってない」

と、いった言い訳は通用しませんのでヨロシク(笑)

もう一曲、サンバジホーダの歌も少し間違えていましたので訂正です。

セレィア、セレィア
Sereia, sereia

歌詞ですが、

Sereia, sereia
セレィア、セレィア

Eu nunca vi tanta areia no mar
エゥ ヌンカ ヴィ タンタ アレイア ノ マー

でした。

ド マー

ではありませんので注意して下さい。

sereia(人魚)

あと最後に。

コンテンポラーニャのグループでも、アンゴラのホーダの時はアンゴラの歌が歌えると良いですね。

ゆっくり歌えば何でもアンゴラの歌になるという訳ではありませんから~(笑)

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ハト|カポエイラ講師

ハト カポエラ講師

■カポエイラのインストラクター ■ブラジルとイギリスで修行留学 ■女優/モデル/芸能人/役者さん等指導 ■一般人向け指導数述べ15,000人以上 ■渋谷とオンラインでクラス開催中