前回6月11日に引き続き、石巻でボランティアによるフェスティバルにカポエイリスタとして参加してきましたので、そのレポートです。
カポエイラ東京からはハトが一人でしたが他のアンゴラのグループから数人の有志が集まり、現地の子どもたちを中心にカポエイラとブラジル文化を通した交流ができました。
前回の日帰り強行ツアーと違い、今回は現地で一泊した上、地元の温泉にも入ることができたので、比較的楽しいボランティア参加となりました。
こういった経験を共有できるカポエイラ仲間は、やっぱり良いものですね♪
カポエイリスタによる、ブラジリアンソーセージの販売は大盛況。
前回のカポエイラだけでの参加より、はるかに充実感のあるボランティアイベントでした。カポエイラの実演はまあいつもの通り。
ビリンバウに興味津々な現地のちびっ子も、頑張って演奏してました!
写真では隠れてしまっていますが、歌手の「葛城ユキ」さんが大ヒット曲「ボヘミアン」や「ヒーロー」を歌っているところでは、地元住民もノリノリでした!
フェスティバルも大盛況の内に終わり、住民が去った後の会場では関係者で震災で亡くなられた方に向けて鎮魂の合掌。
ちなみに、会場付近は比較的被害が少なく、半壊程度で済んだ家も多いもののこの凄まじさ。。。ひどいものです。
会場よりさらに海に近い方面へ行くともっと被害も大きく、海のすくそばに建つ学校の校庭にはものすごい量のガレキの山ができあがっており、これが堤防のように海岸近くに至るところに作られていました。
大忙しで大変だったイベントが終わった後は、みなで秘湯ちっくな雰囲気の「追分温泉」へ!一日の疲れを洗い流します。
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総括として、今回はカポエイラだけでなく肉を焼く仕事があったことが大きかったです。
現地で復興支援をサポートしている地元の若い人も言っていましたが、「人はやる事があればなんとかなる。なにもやる事が無いという状態はじわじわと人を追いつめる」のだそうです。