ビゾウロ マンガンガとは、今から100年ほど前にブラジル、バイーア地方で活躍した伝説的なカポエイリスタ。
Besouro Cordão de Ouro (ビゾウロ コルダォン ジ オウロ)とも呼ばれる。
本名、Manuel Henrique Pereira (1895 — 1924)。バイーアのサンタマーロ出身。
不死身の肉体を持ち、ナイフも拳銃も効かなかったとされる。
魔法を使う事も出来、警官隊に囲まれた時は、忽然と姿を消し逃げ去ったとも伝えられる。
義賊的な存在でもあったため、民衆に人気もあったが、相当の荒くれ者で、ビリンバウをめぐっては警官隊と衝突をおこし、騒動になった事もあったとされる。
マラカンガーリャという土地で、知り合いの裏切りによって刺殺される。
不死身の肉体に致命傷を与えたのは、トクゥン (チクン)という、魔法を破るとされる木で作ったファカオン (大ぶりのナイフ)であった。
このようなエピソードのため、カポエイラの歌にも非常に多く登場し、最もポピュラーなカポエイリスタの一人。
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ビゾウロ・マンガンガ (Besouro Mangangá)
ビゾウロは、カポエイラの歴史において、最も有名で尊敬される人物の一人。彼は、ブラジルの奴隷制度が廃止された後も、権力に対抗するために、カポエイラを使って戦った。彼の技術は、驚異的なレベルに達しており、 ...
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