カポエイラ初心者向けに「ケーダ・ジ・ヒン」のやり方を解説
ケーダ・ジ・ヒンとは
カポエイラを始めるにあたって学ぶ、基本の動きの一つ。床に両手をつき腰を持ち上げる不思議な体勢のフリーズ技。
非常に地味で、ケーダジヒンそのものを練習している時は何の意味があるのか分かりにくい技。
しかし実際は、この技を起点として非常に多くのフロアー技が派生しているため、カポエイラにとって超重要な動きの一つ。
ケーダ・ジ・ヒン(Queda de Rins)の意味は、Queda=落ちる、Rins=腎臓 、直訳すると「腎臓に落ちる」という謎なネーミング。
ケーダ・ジ・ヒンのやり方
①しゃがんた体勢から
②横に手を置き
③逆の手は前に置き
④手と三角形になる位置に頭を置き
⑤肘の上に腰を乗せて足を床から浮かせる
ケーダ・ジ・ヒンの用途
・静止した魅せ技として
・移動の技として
・避け技として
・蹴り技として
・動きのつなぎ技として
動画で紹介した基礎としてのケーダジヒンは、魅せ技にしては見た目も地味で明らかに弱そうな体勢ゆえに、動きの早いカポエイラでは単体で使われることはあまり多くない。
ただしつなぎ技や応用としては、ケーダジヒンの要素が非常に多く使われる。
ケーダ・ジ・ヒンのコツ
・事前にしっかりと手首をほぐしておく
・女性は腰が重いので難しい人が多い。ある程度わき腹の筋力も必要
・失敗する際は、腕が90度になっていない場合が多い
・頭を床についても下を見ず、視線は前方へ
・背中を丸めて体を小さくする
・手と頭で正三角形を作ると安定しやすい
・慣れない内は、膝をヒジに乗せると少しラク
ケーダ・ジ・ヒンのやり方動画
この動画では初心者向けにケーダ・ジ・ヒンのやり方を分かりやすく解説↓