カポエイラの歌

Meu patuá

On 2010 年 4 月 3 日, in カポエイラの歌
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Foi na Bahia que eu mandei fazer
Foi na Bahia que eu mandei preparar
Meu patuá meu pai meu patuá
Meu patuá pra me proteger

Foi na Bahia que eu mandei fazer
Foi na Bahia que eu mandei preparar
Meu patuá meu pai meu patuá
Meu patuá pra me proteger

Era domingo, era um dia de oferendas
E eu levei flores pra iemanjá
Fui celebrar Janaina, Rainha menina
Iemanjá que é a dona do mar

E na Bahia um mestre velho mandingueiro
Abriu a roda, fazendo uma louvação
Cantou bem forte o lamento
Me dando a benção
Era a hora de eu sair pra jogar

Fui convidado pra uma roda de gingante
Com dois pandeiros e três berimbaus
E um atabaque tocando maneiro e sereno
É a roda que já vai começar

Meu patuá é meu berimbau sagrado
É minha vida e também o meu cantar
É os meus amigos sorrindo
Sempre junto comigo, na volta que o mundo dá

【英訳】
It was in Bahia that I ordered to be made
It was in Bahia that I ordered to be prepared
My Patuá my father
My Patuá
My Patuá to protect me

It was a Sunday it was a day of offerings
And I took flowers to Iemanjá (the Goddess of the sea)
It was to celebrate Janaina
Child Queen
And Iemanjá who is the owner of the sea

In Bahia an old master mandingueiro
Opened the roda singing praise
He sung the lament very strong
Giving me a blessing
It was the moment for me to go out and play

I was invited to a roda of giants
With two pandeiros and three berimbaus
An atabaque (drum) singing
Smooth and serene
It was the moment for me to go out and play

My patuá is my sacred berimbau
And my life is also my song
It’s my friends smiling
Always together with me
In the turning of the earth

【解説】
コントラメストレ・カスキーニャとメストレ・Xuxoが作った歌。
パトゥアとはいわゆるお守りの事で、カポエイリスタが安全祈願のために持つことがあります。
この歌でカスキーニャは、パトゥアはお守りという形に限らず何でもその役割を果たす事を述べています。
彼のビリンバウ、彼の友達、またこの歌自体も、彼の長い人生におけるパトゥアでもあるのです。

6 Responses to Meu patuá

  1. kenta より:

    パトゥアーは確か「お守り」って意味だったよ。

    • のり より:

      難しい単語も知ってるなんて流石ですね!
      この歌自体が「私にとってパトゥアの役割を果たすもの」をテーマにしていること、私自身がブラジルに行った事がなく、日本のお守りと位置づけが違うかもしれない心配があったことから、訳さずにカタカナで書いておきました。

      素材やデザイン、背景にある宗教はオリーシャなのかキリスト教なのか、入手先が教会なのか日本でいうパワーストーンのお店みたいなとこか、自分で作ったり親しい人に贈ったりするような習慣があるのか、等が分かるとニュアンスを掴みやすそうですね。

  2. たやー より:

    さすが!!わかりやすいです!

  3. pomba より:

    のり君素晴らしいですね!

    歌詞の順番変更しました。

    指摘ありがとうございます!

  4. のり より:

    注意:この訳および解釈は仮説です。

    私が作られるよう言われたのはバイーアだった
    私が準備するよう言われたのはバイーアだった
    私のパトゥア、父
    私のパトゥア
    私のパトゥア(=父)が私を守る

    私が作られるよう言われたのはバイーアだった
    私が準備するよう言われたのはバイーアだった
    私のパトゥア、父
    私のパトゥア
    私のパトゥア(=父)が私を守る

    お供えをする日は日曜日だった
    私はIemanjáへ向けて花を取った
    花はJanainaを祝うためのものだ
    (Janainaは海の)王女だ
    Iemanjáは海の主だ

    老齢のマンジンゲイロのメストレがバイーアに
    (居て、彼は)神をたたえる歌を歌ってホーダを開いた
    彼は強い調子で挽歌を謳った
    (歌は)私に祝福を与えた
    私がホーダに出てジョーゴをしたのはその時だった

    私は巨人達のホーダに招待された
    2枚のパンデイロと3本のビリンバウと
    アタバキとが鳴っている時に
    音色は滑らかで穏やかだった
    私がホーダに出てジョーゴをしたのはその時だった

    私のパトゥアは神聖なビリンバウだ
    また、(パトゥアは)人生とともにある私の歌だ
    笑っている私の友人だ
    いつも一緒にいてくれる
    回る地球の上で

    ———-

    全体:「○○はパトゥアだ」は「○○は神秘的な力によって私を守ってくれる」ぐらいの意訳しても良さそう。

    コロ:「作られるよう言われた」「準備するよう言われた」は神様からで、
    意訳するなら「私は神の導きによりバイーアに生まれた」。

    ソロ1番:IemanjáとJanainaはオリーシャの神で、それぞれ海の女神と王女。
    という事はJanainaはIemanjáの娘っぽい。
    意訳するなら「私はIemanjáとJanainaへの日曜日のお供えとして花を手にした。おお、偉大なる海の主とその娘よ。」
    (別解釈:ポル語wikiを翻訳にかけたところ、同一の神をIemanjáとJanainaの2種類で呼ぶっぽいです。歌詞に変化をつけるために両方使ったとも思われます。)

    ソロ2番、3番:歌全体がパトゥアの話なので、危険なホーダだったが歌や楽器の音色によってパワーを得られ、恐れなくホーダに入ったという事でしょう。

    ソロ4番:英訳の2節目は「And my life is also my song」と書かれ解釈に困りますが、
    capoeirascience.comの解説文に「patuá~the songs that accompany him on life’s journey」とあるので、こちらを取りました。
    回る地球の上という表現は和訳だけ見ると唐突ですが、シューラで volta do mundo というフレーズがあるように、ブラジル人にとっては偉大なる存在への畏怖のような意味があるのでしょう。
    また、目の前ではなく、離れた地球上のあちこちにいる(けれど心がともにある)友人に意識を向ける意味もあると思います。

    • のり より:

      メストレに質問しちゃいました!
      IemanjáとJanainaは同一の神で、他にも幾つか呼び名があるそうです。