はい、水曜日の五反田練習は、久々のExpressãoのトレーニング
カポエイラの表現力ですね
そもそもExpressãoなんて、わざわざトレーニングするものなんかじゃないかもしれないのですが、そこは表現力に乏しい日本人、あえてやります
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数多い、コルダォンジオウロのメストレの中でも、特にカポエイラにおける表現力を重視している一人がメストレ・ポンシアニーニョ
その芸術性において、ハトは彼のそれは他のどのカポエイリスタよりも好きなのですが、いかんせん、習得が難しい
もっと身体全体で表現して!って言っても、簡単に出来る訳ではありません
ハトも見本を見せようにも、ハトのやり方だけが正解な訳でもなく、メストレのように素晴らしい例を提示出来ない所が心苦しい次第であります
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なぜ表現力が必要なのか?の問いに、一つはそれがマンジンガに繋がるからという事が答えになります
単調な動きは相手に読まれ易いですし、観ているほうも面白みに欠けるというものです
別の理由としては、そもそもカポエイラが身体を使ったアートであるという事も挙げられます
アフリカにルーツを持つ、ブラジル生まれの芸術です
野生動物にでもなったように、身体いっぱいでそれを現してみると、また新しいカポエイラの世界が広がるのではないでしょうか?
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そんな訳で、表現力を身につける練習とは、結局のところは各一人ひとりが常にこの事を心に置いて、意識をしていくしか無いのです
いや!
逆に頭の中を空っぽにして、心と身体を開放したほうが豊かな表現が生まれるのかもしれませんね