カウサ=ポルトガル語でズボンの事ですが
カポエイラでは
練習やホーダの時に履くカポエイラ用の長ズボンの事ですね。
基本は白で、
正装をしなければならないフォーマルな場では
さらにその傾向が強まりますが
まあ、練習の時は、色カウサをはく人も多いです。
ヘジョナウ系グループによっては、青や赤などが外行き用の正装だったり、
アンゴラグループによっては、黒が正装だったりします。
で、本題ですが、そのカウサのスソについて。
ハトが持っている正装の白カウサでは、スソが広がった物ばかりです。
ジーンズで言えば、ブーツカットですかね?
色カウサでは、ストレートも多少持っていますが、
ヘタするとパンタロン的な、ものすごいスソの広がりをしたカウサも一枚持っています。
ハトが思うに、
スソが広がったタイプは、
身体が固くて、動きの中でキレイなカラダのラインをつけられない人には向いているんじゃないかと。
つまり、足がまっすぐ伸びていなくても
それが目立ちにくいんですね、パンタロンやブーツカットは。
ただ、
スソ広がりカウサの別の傾向として思うのが、
田舎っぽい!!
他のグループの事は分かりませんよ。
でも、少なくともコルダォン・ジ・オウロに限っては、
田舎のグループの方が、
スソ広がり
都会派グループの方が、
スリムタイプ
な、傾向が強いように感じます。
確かに日本でも、
田舎の不良はボンタンはいてダボダボなイメージですが、
都会のイケメン学生は、スマートなシルエットな気がします。
なんとなくですが。。。
スリムなタイプのカウサは、足のラインがしっかり出るので、
美しいジョゴができる人は、
ダボダボな服で、せっかくの美しいラインを隠さないというわけです。
そういえば
以前、ブラジルで出会った日本人カポエイリスタが
ボソっと
「スソが広がったカウサなんて履いたら恥ずかしくて死んでまうわ~」
と、言った言葉が、今でも耳に残っています。
あ~、スリムなカウサが欲しい!!
でも、ピタピタ過ぎると、ゲイ扱いされますので加減が必要です。