毎月、最終土曜日はホーダ練習の日
これは、本番のように輪になって実戦的な練習をする日で
そこで歌を唄ったり、カポエイラをしたり、
いつものくだけた雰囲気と違い、あえて緊張を感じながらこの一ヶ月の練習の成果を披露するという
カポエイリスタのハレの舞台なのであります。
そしてこの日のホーダには、初心者が何人も参加してくれました。
なかなか勝手がわからないながらも、皆、果敢に何度もホーダの中に飛び込んでくれました。
カポエイラは、やっぱりホーダに入ってこそ、初めて経験として蓄積されますからね。
その緊張と経験の積み重ねがあってこその自信というわけです。
さて、練習後はカポエイリスタ数人で中野にお出かけ。
そこで、ちょっとした撮影があり、カポエイラ東京としてカポエイラ(?)的なものを披露してきました♪
現場に着いてみると、想像以上に物々しい雰囲気の撮影スタジオ
一瞬、一堂の顔に緊張が走り、来なきゃ良かったと心の中で半ベソになります(笑)
が、
いざ、カメラが回り始めると、緊張感のある練習の積み重ねをしてきた成果か?
何だかんだで、自信に溢れた素晴らしい仕上がりになっていました。
そんな訳で、終わってみればずいぶんと楽しいイベントとなり、参加者は誰もが満足気な顔をしていました☆
まあ、つまりある程度、緊張する場面を経験する事も大切なので、
特に初心者は、ホーダにも頑張って参加しましょうというお話でした♪
最後に、この日、土曜日のカポエイラの歴史コーナーで挙がった項目
・メストレスアスナは、足が悪くてサッカーができなかったためカポエイラを始めた
・黄色の上と黒のパンツというアンゴラユニフォームのスタイルは、メストレ・パスチーニャが自分の好きなサッカーチームと同じ配色にしたため
・ブラジル グァラチンゲタにあるメストレ・ゼのアカデミアでは、マットのことをタタミと呼ぶ
・同じくそのアカデミアのマットは、元々レスリングの練習場だった頃の名残である
・コルダォン・ジ・オウロのロゴは、主にメストレ・ゼがデザインした
・メストレ・マルセロは鉄拳エディのモデル
・帯の色はカポエイラの団体によって違う
・コルダォン・ジ・オウロの帯は、ブラジルの国旗の外の色から順番になっている
・ビリンバウのルーツはアフリカで、見ての通り弓から生まれた楽器である
・ブラジルでカポエイラが違法だった時代、ビリンバウのリズムを変える事によって、警察が近づいているとカポエイリスタ達に知らせたらしい