強盗にあったと言っても
会った方で、遭った訳ではありませんが
先日、仕事の昼休みに
いつも通り
青山の裏通りにあるコンビニに立ち読みに出掛けたところ
目つきの鋭い男の人に呼び止められました。
「警察の者ですが、捜査にご協力下さい」
警察の人が言うには、さらに先日、その界隈で強盗があったらしく
何か不審な人物を見ていませんか?と、のこと。
うーん、そんなうまい具合に強盗犯なんて見ているわけないんだけどなあ。。。
と、思いかけたところ
「あー!見た見た!」
思い出しました。
確かに、まさにその裏通りで怪しい二人組が歩いているのを
目撃した記憶があったのです!
その中国人風の若い二人組は、
表通りの雑踏から一本裏へ入った閑静な住宅街で
アルツハイマーの人の歩き方のように、
のそのそと移動していたのをハトは追い越していたのです。
遅いだけなら怪しくないものの、二人は特に会話するでもなく
遠くの建物をじーっと、鋭く伺っている様子でしたので、
(こいつら、泥棒の下見してるのか?)
と、思った記憶がありました。
それもこれもブラジルサルバドールの雑踏の中で
スリで鍛えられた観察力。
※何度もスリ被害に遭っていたハトは、サルバドールの雑踏で時々人間ウォッチングをしていて、スリがどんな具合にターゲットに近づいて行くかを観察していました。
そして奴らは、目つきや雰囲気からして他とは違うことが少しは分かるようになったのです。
話は戻りますが、カポエイラ(?)で鍛えられた観察力のおかげで、
その怪しい犯人をしっかりと見ていたハト
詳しく警察に伝えましたが、
聞くところによると犯行は、ハトがその容疑者たちとすれ違った直後に起きたらしい。。。
しかもそれは、ハトがロンドンへ旅立つ当日の話。
(近所の防犯カメラに、ハトと容疑者が映っていました!)
追い越した後に、もっと後ろを振り向いて警戒しておけば良かった!!
日本の平和ボケ生活が長く続いてるせいで
警戒心が中途半端にしか働かなかった!!
と、己の至らなさを嘆くのでありました。。。
とにかく、
誰でも、いつどこで強盗に遭遇するか分からないこの世の中。
せめて、カポエイリスタなら、常に警戒心と観察力を働かせておくといいですね☆
カポエイラで学んだ事を、実生活でも役に立たせてこそ
本当に学んだことになると思いますが
ハトは、今ひとつ詰めが甘かったわけです。
その当時に、頭の後ろに目があればもっと注意深く犯人を見てられたのに
頭の後ろの目は、ロンドンで学んだばかりのテクニックでした。。。
ちなみに、犯人はまだ捕まっていないそうです。