例えば、
アンゴラホーダでアンゴレイロを相手にする時は、態勢を普段より低くして表現系のジンガをします。
逆に、ヘジョナウのホーダでは、高めの態勢で格闘技的に効率を重視したジンガをします。
カポエイリスタは、対戦する相手によって、柔軟に色々なスタイルを使い分けるのです!
やっぱり、色々なスタイルを器用に使い分けるのが、クール♪ですよね!
と、いった考えは、どうやら違うらしい・・・
…
ハトがロンドンでカポエイラを習っていた頃のハトのメストレは、確かに上記のような感じでジンガのスタイルに変化があったように感じていました。
でも、最近のジョゴを見ていると、どうもそうではなくなってきているように感じます。
いったいどっちなんだ???
…
思い切ってメストレに聞いてみたところ、すぐに返事が来ました。
「ジンガのスタイルは一つにすべきだ。
そして、それでいかに他のスタイルに対応するかを学ぶんだ。
でも、スタイルは一つだけど、(ジョゴによって)鋭さやその他は変化させるけどね。
それにしても、とても良い質問だ!」
…
なるほど、ジンガは一人に一つということか!
カポエイラのスタイルも一人に一つと。
相手によってスタイルを変えるのではなく、どんなスタイルにでも対応できる自分だけのスタイルを追求するのだそうな。
また、大きな目標ができた。