10月にメストレ・カスキーニャ
(とポンシアニーニョ) を東京へ招待してワークショップを行なうわけですが
Meu Patuá(メウ パトゥア)というハトの好きな曲を作ったメストレ・カスキーニャ本人に
それを生で歌ってもらう事が、密かな楽しみであったりします♪
そんなわけで今回は、Patuá (パトゥア)について
本来、カポエイリスタがいうところのPatuáとは
ホーダの中でケガや事故が起きないよう神様に守ってもらう、
いわゆるお守りとか、ラッキーアイテムみたいなものですが
Meu Patuáを科学的に解説(?)しているサイト、カポエイラサイエンスでは
この歌についてのカスキーニャの意図が紹介されています。
それによると
Patuáは、大切に思っているものであれば、どのようなものでもそれはその人にとってのPatuáであり、
例えば、それはビリンバウであったり、家族や友人であったりするそうです。
さて、ようやくここから本題
ハトのPatuáを紹介します!
一体このボロボロのゴミは何なんでしょう?
CompreBem(コンプリベン)というサンパウロのスーパーマーケットのビニール袋です。
用途は、練習後の汗でビショビショになったTシャツやパンツを入れるため!
たとえ帯は忘れても、このビニール袋だけは毎回のカポエイラ練習に持って行くのです。
2007年か2008年頃
ハトはブラジルに滞在しコルダォン・ジ・オウロ本部へ通っていました。
その時、いつも食材を調達していた近所のスーパーマーケットのもので
かれこれ、4年か5年も使い続けていることになりますから
すでに袋の体をなしていません(笑)
しかも、日本の丈夫なスーパーのビニール袋とは比べ物にならないくらいペラッペラに薄いのです
ハトが、そろそろブラジルに行かないといけないと思っている理由の一つがこれ
新しいビニール袋を手に入れないと!
とまあ、Patuáは人にとってそれぞれという話でした。
他人にとっては大した価値はなくても
その当人にはかけがえないもの
あなたにとってのPatuáとは何でしょうか?
最後に、カスキーニャ本人による、この歌のチュートリアルです☆