ジンガは見つかったかい?

はい、今日は水曜日にしては、珍しく中小企業センターでした。

平日の練習場所にしては、遠いですね。

いつものヘルストレーニング室は凍えるほどですが、今回は音楽室。
結構、暖かかったです。

さて、前回に引き続き、まずはジンガについて。

月曜も今日の水曜も、一応のジンガの形は教えました。しっかりマスターしできると良いですね

でも、勘違いして欲しくないのは、それが絶対ではないということ。

日本人は真面目なので、全てに理屈を求めやすく、答えは一つと思う傾向がありますが、少なくともカポエイラに関して、絶対は無いと思います。

例えるなら、最近教えてるジンガの形は、学校の授業のようなもの。

ある程度の基本や、逆にやたら専門的な事を学校では教えてくれますが、実際の社会に出てそれが全てでしたか?

あなたが、社会でどう応用するかはあなた次第(=あなたが、ホーダでどう自己表現するかはあなた次第)。

カポエイラでも社会でも、1番危険なのは、誰かに教わった事や本で読んだ事、それだけを盲信してしまい、それしか無いって思いこんでしまう偏狭さ。

教わった事を参考にしつつ、ゆくゆくは自分のカポエイラのスタイルを見つける事を意識しながら、続けていくと良いですね。

自分のスタイル=自己表現する事、を意識してないのなら、まずはそれの大切さに気付きましょう(awarenessですね)。

そして、自己表現するためにカポエイラやってるんですよね?

と、いう事は、人のマネしててもしょうがないのですよ。

あれ、おかしいですね?

ある時は、こういう風にジンガしろと言われる、ある時は自分のやり方でやれと言われる。

矛盾してますよね。

困ったものです。

社会に出ると矛盾に出くわす事ばかりなのと似てますね。

カポエイラは、スポーツでもカルチャースクールの習い事でもありません。

矛盾だらけで、曖昧で分かりにくい部分もいっぱいです。

答えが一つでハッキリしているのなら、教える方も習う方も楽なんですがね。

でも、自分の人生でもカポエイラでも、そんなのだったらつまんないですよね?

ジンガ一つで、ずいぶんと大きな話になっていて恐縮です。

ところで、今日のホーダでは、しっかりジンガ意識してる人も居ましたね。

多分、彼女はジョゴ自体ではまだ大して目立ってませんが、いずれは表現力のある、素晴らしいカポエイリスタになるでしょう!

カポエイラ東京には、原石がゴロゴロしているので成長が楽しみです。

練習後は、居酒屋なのに1人700円で飲んでましたが、あまりにストイックに徹したので、結局さらにラーメン屋行きました。

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ハト|カポエイラ講師

ハト カポエラ講師

■カポエイラのインストラクター ■ブラジルとイギリスで修行留学 ■女優/モデル/芸能人/役者さん等指導 ■一般人向け指導数述べ15,000人以上 ■渋谷とオンラインでクラス開催中