ロンドンへ旅立つ最後の練習だった水曜日は、久々の自由が丘でした。
この日の練習は、メストレ・ポンシアーノ(ポンシアニーニョの叔父)のワークショップでやった内容。
カポエイラ エスペシャウ、つまり障害者向けのカポエイラ練習でした。
ブラジルでは、日本とは比べ物にならないくらい不自由な人が居ます。
目や耳、手足が不自由な人とカポエイラする場合は、どうやったら良いか?また、自分が同じ立場だったらどうやったらカポエイラを出来るか?を学びました。
カポエイラの基本は、技や格闘技やダンスである以前に、コミュニケーションである!と再認識させられました。
目をつぶったままジンガをしたりケイシャーダを蹴るのは、中々に恐怖心を覚えます。
不自由な人相手にカポエイラをするには、健常者はどうやったら不安を与えずにカポエイラ(コミュニケーション)が出来るかを考えなければなりません。
手足が不自由な場合のジョゴでは、日本ではけっこう面白がって笑っている人もいましたが、ロンドンやブラジルでは泣いている人も居たくらいです。
やっぱり、メストレとハトでは、同じような事を教えているつもりでも、歴然と差があるのでしょうね。
ま、ちょっと極端な話ですが、手が痛い足が痛いなどと言って練習を休む健常者を見て、手が無い足が無いのにカポエイラやりたい人達はどう思うのでしょう?
と、考えればもう少しは頑張れそうですねv(^_^v)♪