よく、有酸素運動や無酸素運動って聞きますけど、詳しい定義が気になったので調べてみました
Wikipediaによると、
"主に酸素を消費する方法で筋収縮のエネルギーを発生させる運動をいう"
だ、そうです
よくわかりませんねえ~
…
カポエイリスタのために分かりやすく言います
ジンガやアウー、ゆっくり動くアンゴラは有酸素運動
瞬間的な筋力を使う技や速いジョゴをやっている時は無酸素運動
といった感じでしょうか
…
どうやら、我々が筋力を使う(エネルギーを発生させる)時は、リン酸系、乳酸系、有酸素系の三つのパターンがあるらしいです
リン酸系、乳酸系は、酸素を使わずにエネルギーを発生させるので、無酸素運動という事になります
この2つは、数秒〜数分でエネルギーがカラになってしまいます
以前、オレンジジュースで話した"運動後は筋肉をエネルギーに変える"っていうのは、乳酸系の話の事だったのですね
一方、有酸素系は、酸素を使用して長~く継続してエネルギーを発生し続ける事が出来ます
…
無酸素運動と有酸素運動に明確な境目がある訳ではなく、場合によって変わってきます
例を挙げるなら、難しい技でも人によっては有酸素運動になりますが、それが例えジンガだったとしても、息切れするくらい速いのなら、無酸素運動にもなり得ます
…
有酸素運動では、糖質(筋肉等に蓄えられていてエネルギー源になる)と脂肪の両方が燃焼します
が、無酸素運動では酸素が無いため脂肪は燃焼せず、糖質の方が燃焼されます
なので、脂肪を落としたい人は、ジンガを長めにやると良いという事です
ただし、有酸素運動だけでは運動の負荷が低いため、その人の体力や筋力の向上にはつながりません
つまり結論としては、
有酸素運動と無酸素運動、どちらも大事だよ、と
ジンガも技も、ゆっくりのジョゴも速いジョゴも、どちらの練習も大事だよ、と、いう訳です