土曜日はミウジーニョ練習でした
思えば本当に久々で、この日は基礎練習でさえ微妙なデキ
ミウジーニョのセクエンシアに至っては、もう、目も当てられない惨状でした(笑)
そのミウジーニョですが、滑らかに絡み合うようなジョゴが特徴です
滑らかさとは何か?ジョゴの中でも、相手によって絡みやすい人と、そうでない人があるのはなぜか?
その一つは、モーションの演出だと思います
蹴りも避けも、何か動作をする時には必ずその前後も含めて、一連のモーションが発生します
滑らかさとはそのモーションが間断なく、ある一定の自然な流れに沿っていることだと思います
小さなホーダ、超至近距離での速いジョゴでは、普段以上に綿密な相手とのコミニケーションが必要です
キャッチボールで相手により確実に受け取ってもらうためには、相手の取りやすい所にボールを投げた方が良いでしょう
至近距離の蹴りで相手にしっかりと動いてもらうには、流れに乗った滑らかなモーションが、この相手の取りやすい所へボールを投げるという事になります
相手があなたの蹴りに気付くのは当たりそうになる瞬間だけではありません
特に事前のモーションからの判断に依る所が大きいですよね
つまり、そこを特に丁寧に、
・一定のスピード
・見やすく大きめのモーション
・正しい(セオリー通りの)フォーム
・自然な流れ
という、分かりやすい演出を行なうことによって
相手が蹴りを予測しやすくなり、確実に避けの動作に入ってくれるのです
それで、あの超至近距離での光速ジョゴが実現するのですね~
え!?
と、いうことはですよ
このモーションの演出は普段のジョゴにも使えると思いませんか?
相手が先読みしやすいよう自分のモーションが意識的にコントロール出来るのであれば
それをわざと出さなかったり、流れに逆らったりする事によって相手の意表をついた蹴りが出来たり
わざとモーションを出す事によって相手の次の動きまでを自分のコントロール下に置き、一手も二手も先が読める様になるという事です
つまり、ミウジーニョのようなある意味カポエイラの動作の演出をする練習は、相手を思い通りに動かすトレーニングにもなっているのですね~