バチザドがあった晩
雪まつりの前夜祭に立ち寄りました
あんな巨大な雪像が作られて、祭りが終わればすぐに取り壊されるのですね
なんだか切ない気持ちになりまして
ホロリと
涙が出そうな気がしたのですが気のせいでした
それから
ホテルに帰ってうちの二歳半の娘をお風呂に入れていたんですよ
寒空の後の温かい湯船で彼女は何か思うところがあったのでしょうね
なんと
自分からいきなりOi sim sim simを歌い始めたんですよ
その歌唄うの初めて聞いたんでびっくりしました!
多分、バチザドの時ハトが歌ったのを見ていて覚えたんでしょうね
もちろん、ちゃんとコーラスを返してあげました♪
カポエイリスタですから!
ちなみに月さんも歌っていましたが、それの影響ではないときっぱり言い切るところが親バカです
ところで、Oi sim sim simは、ハトはカポエイラの歌の中でも、最も意味深いものの一つだと思います
今日は有るけど、明日は無い無い
栄枯盛衰、諸行無常
今日は元気にピァオンジマォンが10回まわれても、明日は満足にバナネーラさえ出来ないかもしれない
今を大切に生きるのぢゃ!
そうこの歌は教えてくれている気がするんですね
まるであの巨大な雪像の運命を知っているかのように…
ついつい大切な時間を無為に過ごしてしまう大人達を戒めるように…
北の大地で聞く二歳児のOi sim sim simは、ハトの胸に熱く響くのでした