順回転。
このブログでもたびたび取り上げるテーマです。
火曜日のカポエイラ初心者クラスは自由が丘。
セクエンシアの4番と5番を復習したあとは、
いよいよ順回転について、改めて練習してみました。
今の日使用した蹴りは、
簡潔にするためケイシャーダとアルマーダのみ。
意外とこの二つの蹴りだけでも、
順回転を認識していない人には難しいようで
すぐにカウンター(逆回転)の蹴りになってしまうようです。
さて、ここからはハト独自のの見解です。
※蹴りには色々な入り方、連続蹴りの方法がありますが、ここでのケイシャーダは一旦横を向き蹴り足は後ろへ降ろすやり方、アルマーダは、後ろの足で蹴ってまた同じ後ろの位置へ降ろすやり方を前提にしています。
まず、ケイシャーダについて。
これは蹴り終わった時に、
足の位置が左右入れ変わる蹴りです。
つまり半周の蹴りなのです。
そして、ケイシャーダ(ラテラウ)での蹴り合いは、
必ず順回転(相手の蹴りに対して背中側)で避ける人「図1」と、
逆回転(相手の蹴りを腹側)で避ける人「図2」とが出来てしまいます。
腹側で避ける人にとっては、
言うなれば「半カウンター状態」になるわけですが、
ケイシャーダの際、これは問題無いとします。
一方、アルマーダでの蹴り合い。
これは、蹴る前と蹴り終わった時と、足の位置が同じになりますので、
1周する蹴り。
順回転と逆回転は分かりやすく、
ギヤが噛み合うように相手と同じ回転をしていれば、順回転「図3」
足が交わってしまうような回転をしていれば、逆回転「図4」ですね。
なので、
アルマーダに限って、
カウンターになるような回転をしないことが
今回のゴールになります。
そこで初めて問題になってくるのが、
ケイシャーダ(半周の蹴り)とアルマーダ(1周の蹴り)が組み合わさったとき。
ケイシャーダは半周なので、
いつでも回転を逆にも順にもすることができます。
一方、アルマーダは1周なので、
常にどちらかだけにしか蹴れません。
つまり、アルマーダで逆の回転をしたいと思った場合、
ケイシャーダを一回経由しないとアルマーダの逆回転はできないわけです。
※アルマーダだけで回転を逆にする蹴り方はありますが、話をシンプルにするためにここでは割愛します。
結論ですが、
カウンターにならない、順回転の蹴り合いをするには、
・相手の回転方向を見極める
・自分のアルマーダの回転方向に気をつける
・カウンターになりそうな場合は、ケイシャーダでその回転方向を変換する
と、いったところでしょうか。
では、初心者のみなさん!
楽しい順回転蹴りライフを!!