カポエイラを継続する方法
それは、ヤル気と根性!!
…では、ないようです。
カポエイラ教室を何年かやっていると、途中で継続できなくなる人がどうしても出てきます
カポエイラに限らずダイエットや勉強などに関しても、なぜ物事を継続できる人と、途中で脱落する人が出てしまうのでしょうか?
その差は何なのか?
そこで今回のテーマとして物事を継続させるための方法について、行動科学の理論をカポエイラに当てはめてお話してみたいと思います
冒頭にも述べたように、継続させるために必要な事項は、ヤル気などの精神的なものではないそうです
それは、
「環境(仕組み)」なのだそうです
つまり、どんなにヤル気がなくても根性が無くても、継続しなければならない環境が出来上がっていれば、いやでも継続していく事になるという訳です
例えば、ハトは元来ものすごくサボリ魔ですが、カポエイラ教室を主催している立場として、滅多な事では休めないという事が挙げられます
では、ここからは大きく「目標設定」と「環境(仕組み)作りの強化」の2つのステップをお話しします
まずは「目標設定」です
ポイントは、最初から頑張ってやろうとせず、出来ることから少しづつ進める事です
具体的な目標設定の方法としては、
1.【必要性・メリットを紙に書き出す】
例:
・定期的に体を動かす事によって健康になる
・ウエストのくびれとラテンなボディを手に入れる
・カポエイラが上手になってモテる
等
2.【月(一週間)ごとのスモールゴールを沢山作り、カレンダーなど眼に見えるように目標を書く】
・月に8回以上練習に行く
・その月に4曲をピックアップして覚えホーダで一回はそれらを歌う
・ポンチから始まるセクエンシアをマスターする
・マカコをできるようにする
3.【目標を分解して週(日々)の具体的な行動目標を設定する】
例:
・週に2回練習に行く
・週に1曲歌を覚える
・ホーダで一回はポンチをする
・空いた時間でマカコの練習をする
以上が目標設定です
大きな目標を少しづつ分解して、1回1回で簡単にクリアできる小さなステップにしています
では、さらに継続するための「環境(仕組み)作りの強化」のステップです
まずは一度、自分が本当にそれを継続したいのか?振り返ってみましょう。
それでも、継続していきたいと思った場合、以下の要領で進めます
1.【継続のための仕組みを知る】
2.【協力者を見つける】
例:
・彼氏彼女、奥さん旦那さん等に一週間続いたら褒めてもらう
・継続出来なければお小遣いを没収してもらう
・ブログに成果を書き込む(さらに友人にコメントしてもらうとベター)
等
3.【測定とフィードバック】
・目標を達成できたか?
・反省点は?
・成功したことをブログ等で報告する
いかがでしたか?
目標をブレイクダウンし、周りを巻き込んで物事に当たれば、大抵の場合継続することが出来ると思います
何事も継続は力なり!
一度、決めたことはこの行動科学の理論を取り入れてやり遂げてみましょう!
参考:「物事を継続させる方法(石田淳さん)行動科学」