今年初の火曜日カポエイラ初心者クラスは、駒沢大学教室。
ところが、この日はあまり人が集まらず、とてもこじんまりとした練習になりました。
内容は、この日が初練習という人も多かったので、軽めのメニュー。
体幹を鍛える系のバランス練習、バナネーラの集中練習やらメイアルーアを使った簡単なゲームなどを楽しみました。
ところで、カポエイラ東京では、練習の最後の時間を使って質疑応答などをしていますが、今回はそこで出た質問の一つについて。
初心者の一人が言うには、
なぜホーダの中で突然バナネーラをして隙だらけの状態になるのか?
というものでした。
確かに不可解な行動の一つですよね。
カポエイラは格闘技でもあるから、そんな無防備になる意味が分からないことでしょう。
具体的にカポエイラの先生に解答を聞いた事はありませんが、
ハトの見解では、カポエイラは格闘技でもあるけど、それ以上に遊びの要素が大きいと思います。
蹴りで打ち負かすだけが相手を圧倒する方法なのではなく、
バナネーラですばらしいバランス感覚を見せつけて勝負することも出来るわけです。
動物の世界でもメスへ求愛するにあたり、腕力で勝負しなければならない肉食獣のオスのようなものもあれば、
ダンスや鳴き声などで求愛する種もあります。
まあ、カポエイラのジョゴは、求愛の場ではありませんが、ある意味、勝負の場ではあります。
カポエイラには明快な勝ち負けは無いけれども、バランス感覚や柔軟性、技のすごさを競って勝負をする場合もあるのですね☆
なんて平和的な格闘技なのでしょう!