土曜日
午前中はメストレ・モライスのワークショップに行ってきました。
ものすごいメストレのワークショップが日本で受けられる!
っと言うだけでも、カポエイリスタにはものすごいラッキーなわけですが
うちの団体からの参加者は少なめ…
はじめは音楽練習
今回はラダイーニャを歌う機会は巡って来なかったものの
やはり緊張感はハンパなかったです♪
そして
ホーダ形式での練習
ジョゴをしている2人に、5秒に一回くらいは指摘が入ります。
いや~、やはり難しい!
もっともっともっと練習が必要です!
その中で、メストレが何回か指摘していたこと
「自分を見失っている」
緊張感や焦りのためか、100%冷静でなくなっている。
もしくは、ホーダの中を完全に把握できていない。
と、いった感じで、
単純に熱くなっているという意味だけではないと思います。
そう考えると、
カポエイラは2人でやりますので、
一見、相手との戦いのように思えますが
実は
自分との戦いの割合の方が大きいのでしょう!
いかに自分の体の動きを完全にコントロールするか?
自分の緊張感をいかにアシェに変えるか?
恐怖、敵意、焦り、驚きなど、ホーダの中で、いかにそれらの感情に支配されないようにするか?
相手の力量や場の雰囲気を読み取り、
いかにその場で最適なジョゴを組み立てられるか?
それらが確実に把握できてこそ、
初めて自分を見失っていないと言えると思います。
ワークショップでの「自分を見失っている」は、
他の人に対して言っていましたので、ハトにとっては他人ごとでしたが
どうやら、それは誤解でした。
というのも、
午前中のワークショップが終わり
午後からはカポエイラ東京での練習
ホーダの中で、ハトが蹴りを放った時に事故はおきました…
ハトは自分を完全にコントロールできておらず
蹴りが1人の生徒の顔面に激しくヒットしてしまったのです。。。
ホーダの中で起こることは
それが自分の後ろであろうが前であろうが
相手が原因だったとしても、ましてや自分が原因だったとしても
それをすべて把握していて、コントロールできてこその
カポエイリスタなのだと思います。
カポエイラを知れば知るほど
自分は自分自身の精神や肉体のコントロールを
見失っている事が多いかが痛感させられます。
トホホ…